子供が保育園に行きたくないといったときに話した「くまほいくえん」のこと。

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いま小学2年生の息子は、保育園に2年と7か月通いました。

一時保育の利用期間を入れると、もうすこし長いのですが……。

月に7日利用できるという一時保育を、午後のみの半日で月に14日利用して約4ヶ月。

その後、正式に保育園(一時保育とは別の場所)への入園が決まりました。

さらに、入園7か月後、4月から別の保育園へ転園しました。

息子は合計3つの保育園にかよいました。

で、そのとき、わたしはいつも電動自転車のうしろに息子を乗せていました。

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くまほいくえんのはなし

すべり台イメージ

※このさきはほんとうに個人的な記憶のメモです。

「ひとはひと、くまはくまの、ほいくえんにいかなくちゃいけない」

「いきたくないよう」

「……くまほいくえんに、ひとのこは、はいれないよ」

「クンクンされたら、すぐに、ばれてしまうんだ」

「ちょっとまって、けけくん」

そういって、くまはじぶんのてを、ハァッとして、くまのいきを、ふきかけると、そのてをけけくんのかおや、からだに、ゴシゴシとこすりつけました。

「これでだいじょうぶ。でも、ぜったいに、くちをきいたらいけないよ」

くまがいいました。

くまほいくえんには、くましかいません。

けけくんは、くまといっしょに、くまほいくえんにはいりました。

くませんせいが、くまのこたちを、ならばせます。

「なんだか、いつもと、ちがうわね」

くませんせいがいいました。

くませんせいが、くまのこたちをならばせて、はじから、じゅんばんにクンクンします。

けけくんも、くまといっしょに、ならびました。

クンクン、クンクン。

くませんせいのはなが、ちかづいてきました。

けけくんは、どきどきしました。

くませんせいが、けけくんのかおのちかくで、クンクンしました。

「あら」

くませんせいがいいました。

けけくんは、おもわず、となりのくまと、かおをみあわせました。

けけくんをつれてきたくまも、しんぱいそうに、けけくんをみます。

くませんせいが、けけくんのおなかのちかくで、クンクンしました。

それから、くませんせいは、となりのくまのこを、クンクンしはじめました。

けけくんは、ほっとしました。

くませんせいが、ぜんいんのクンクンをおえると、みんなをあつめて、えほんをよみました。

けけくんも、くまといっしょに、くませんせいのまわりにすわりました。

くませんせいは、とっても、くまのにおいがします。

「くまがみさまの、なつまつり」

くませんせいが、よんだえほんは、くまのむらの、くまがみさまのおはなしでした。

けけくんには、はじめてのことばかりです。

きゅうしょくは、バタつきぱんのジャムジャムサンドでした。

おやつは、ほしドングリでした。

けけくんは、おやつをのこしました。

それから、けけくんが、くまといっしょに、かえるとき、くませんせいがいいました。

「くまのこは、くまほいくえん。ひとのこは、くまほいくえんには、いられないのよ」

くませんせいは、けけくんのみみのうしろを、クンクンして、「いいにおい」といいました。

けけくんは、くませんせいに、「さようなら」と、てをふりました。

くませんせいも「さようなら、きをつけて」と、てをふりました。

あたりは、すっかり、ゆうぐれです。

けけくんは、くまとてをつないで、おうちにかえりました。

おしまい

(こんな話を3回くらい息子に話した)

ではまたー。

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