夫の実家に帰省する習慣も、いよいよ変化する時期がきたようです。

風鈴イメージ 実家へ帰省
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このところ、帰省準備に心がざわざわしておりました。

毎年、お盆には家族4人で、おたがいの実家へ順番に帰省するときまっています。

しかし、夫がこんなことをいいだして、これまでの夫の実家への帰省計画ががらりと変わりました。

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夫から聞いた電話の内容

ちゃぶ台イメージ

夫は実家に住んでいる義兄から「あまり長く滞在しないでほしい」といわれたそうです。

これまで、わたしたち家族は、長期休暇のたびに3泊か4泊、夫の実家にお世話になっていました。

しかし、ここ数年は義母の身体の具合が悪く、あまり長居をしてもご迷惑な状況だったのです。

 

義兄の話を聞いたとき、夫は「なんだよそれ」と思ったそうです。

しかし、以前わたしが「けっきょく、いまのお義母さんの状態をいちばんよく知っているのはお義兄さん。いろいろなグチを聞かされているのもお義兄さん。いっしょに暮らして、なんにも手伝わないにしても、いまお義母さんのそばにいるのはお義兄さんだから、外にいるわたしたちがどうこういえる義理ではない」みたいなことをいったのを、夫は思い出したそうです。

それで夫は、その場はかるく受けながして、電話を終えたという話でした。

 

実家との電話から、夫婦が話し合ったこと

そんな話をされたのが昨晩です。

そこでわたしは考えましたよ。

(妻)「その電話、お義母さんもそばで聞いていたんじゃないの?」

(夫)「えー、そうかな。眠そうな声してたけど。かーちゃんがそばにいたかどうかは、わかんない」

(妻)「お義母さんがその電話をそばで聞いていたとしたら、それはお義母さんの気持ちだと思う。そんなことないよ、って割って入らなかったわけだから、お義母さんの気持ちを代弁してるんじゃないかな。お義兄さんは、あえて憎まれ役を買ってでて、お義母さんからはいいにくいことを、いってくれてるのかもしれない」

(夫)「そうかなぁ」

(妻)「うん。今回は1泊だけにしようか」

(夫)「え」

(妻)「今回は1泊だけで帰るっていう話を、直接、お義母さんにしてみて。それで、そんなもっといたらいいのに、といわれるかどうか」

 

夫の電話、義母のこたえ

上記のような夫婦の会話のあと、夫が実家へ電話をして、義母と話しました。

義母のこたえは「ああ、そうかい」だったそうです。

そしてすんなり、この夏は夫の実家に1泊が決定。

 

たぶん、夫的にはかなりショック。

やっぱり義兄はあえて憎まれ役を買って出たのかなーと思います。

義母からは、夫にそういうことをいえなかったみたいです。

 

夫の希望する帰郷、そして帰省

夫はやさしいところがあって、ゆくゆくは地元に帰って、母親のそばにいて手伝ってあげる、という考えがありました。

でも、それは、夫の頭の中では、実家に帰って母親のお手伝い、という、エッ、そこに妻と子供の存在はないのかッ、という絵空事だった(と妻は思った)のです。

夫は、実家のそばに住んでお義母さんの手伝いをする、という考えではなくて、実家に住みたいって思っていて、帰郷するのに実家以外の場所だったら意味がないんだ、って思っていた自分に気がついたときおどろいたそうです。←妻も驚愕

夫の帰郷に関するやさしい考えは、今年になって、はっきりと「ソレチガウ」って夫婦で話し合いました。

 

夫は夫で、いっしょに暮していても家事いっさいを手伝わない義兄にたいして(たぶん)不満があって、俺だったら~、という夢見がちな考えもたぶんあって、いつも帰省をたのしみにしていました。

それで、今回わたしがいったとおり、「あまり長く滞在しないでほしい」という義兄の言葉が、じつは義母の本音だったとわかって、少なからずショックを受けていました。

でもね、年をとって、身体が不自由になって、そうしたら、たとえ息子の家族の帰省だって、よろこびはもちろんあるけれど、たいへんな負担だから、お義母さんの考えも当然だし、無理もないのです。

そしてまた、その気持ちを代弁するために、義兄はあえて憎まれ役を買って出たのだろうな、義母を身近で見ているだけに、っていうことです。

 

まあ、夫だけが長く滞在するならしてもいいよ、って話をしましたけど、夫はそれはしない考えだそうです。

だいたいね、夫自身が帰省したときに、義母の手伝いをどれだけやっているのか、と。

もし本気で帰郷して、義母の手伝いをするというならば、ヘルパーの資格を取るとか、そういう行動が必要なのではないか、と思うのです。

義母の手伝いって、ゆくゆくはそういう介護の必要だと思うんですよね。

 

いっしょに暮らす兄、はなれて暮らす弟

いっしょに暮らしている義兄のグチを、義母がいうのはあたりまえです。

他県で暮らしているわたしたち夫婦が、たまに帰省して、義母にいい顔を見せて、義兄を批判するのはちょっとちがう。

たぶん、義母は義母で、わたしたち夫婦が数日滞在したときのグチを義兄にもらしているにちがいないぜ、ってことに夫は気がつかないのです。

 

今回もわたしの読みがあたって、夫のわたしに対する信頼度が増したのではないか、と思います。ヨッシャ

なんというか、こんなふうに「わたしの予想と実際」が一致しないと、夫はわたしの考えを尊重してくれないのかもしれません。

そしてまた、そういう機会はなかなかないからね。積みかさねだね。

 

今回も、義兄の「あまり長く滞在しないでほしい」発言を、夫はさいしょ「またにいちゃんが自分勝手なことをいってる」と思ったらしいです。

まあ、そういうことをいいそうな義兄ではあるのですが、今回はあえて憎まれ役を買ってでたのかなって気がします。

 

さて、思わぬところで計画が変更になりまして、今年のお盆休みはどうしましょう。

子供が生まれてから、はじめて近場で過ごすのかな、と思います。

夫の夏休みは、1週間以上あります。ワーイ

いままでとちがう夏休みが過ごせそうな予感です。タノシミー

 

ではまたー。

 

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