中学1年の娘は、ちかごろ毎日シャンプーをしています。
ながい髪だし、量も多いから、毎日のシャンプーは洗うのもたいへんだし、かわかすのもたいへんだと思います。
しょうじき、わたしも夫も、娘といっしょにお風呂に入っていた頃は、2日に1回か、3日に1回にシャンプーをしてあげていました。
毎日なんて、とんでもない。
だって、洗うのもわたしたち親なら、ドライヤーで乾かすのもわたしたち親だったからです。
中学生になって、ひとりのお風呂がはじまって
いま中1の娘が、ひとりでお風呂に入るようになったのはこの春からです。
ほんの数ヵ月前からです。
それまでのわたしたち親の、入浴の、いかに苦行であったことか。
息子はゆるす、息子はまだおさない、身体もちいさい。
しかし、娘よ、娘はいかん、わたしと変わらぬ背丈になって、まだ親に身体と頭とを洗わせるのか、と。
とはいえ、もうさすがに娘も「身体あらって」という言葉を、あまりいわなくなっていました。
わたしと娘の場合は、おたがいに勝手に洗っていました。
夫にたいしては、もしかすると、まだ娘が「身体あらって」といばっていたのかもしれません。
しかし、それもいまでは遠い日々の記憶です。
娘がひとりでお風呂に入るようになって、2週間もしないうちに、くすぐり様(吉田戦車さんのマンガ参照)がおとずれたのです。
やっぱり、そういう時期だったのかな、と思います。
いずれはなれてゆくときがあるのだなー、と。
もう、身体をあらわせてくださいとたのんでも、あらわせてはもらえんのだよ、夫よ。
わたしはまだ、いっしょに温泉にいったりするもんね、と。
あらいませんけどね。
だって3人でお風呂にはいったら、息子と娘と自分で、2.5人分くらいあらってるわけ。
自分の番になったときには、もうおざなりよー。
そんな日々があり、いまでは娘もひとり風呂です。
「いつまでだー、いつまでこの子の身体を洗わねばならんのだー」
そう思っていましたが、中学1年の春まででした。
長かったです。
でも、このさきにないと思えば、みじかいのかねぇ。
ではまたー。