新学期には、中学生の娘に2枚、小学生の息子に2枚、計4枚のぞうきんが必要です。
2枚のぞうきんは、1枚記名、1枚無記名のものを用意します。
無記名のぞうきんとは、学校への上納なのかなー、と思っとります。
自分が小学生のときに不思議だったのは、新学期ごとにぞうきんを1枚持っていくのですが、いちどとして新しいぞうきんを手にしたことがなかった、という点です。
あのころ、新しいぞうきんはいったいどこで消耗されていたのでしょう。
以前はぞうきんを縫っておりましたが
娘には小学校入学以来、ずっと手づくりのぞうきんを持たせていました。
基本は白、たまに柄つきでした。
そのころは「お店で売っている、うすっぺらなぞうきんなんてさー」と思っていました。
ただ、自分でぞうきんを縫うにあたって、しっかりしたタオルというのは3つ折りにしたときに厚くなりすぎます。
大人ならともかく、子供の手にはしぼりにくいのです。
おなじ理由で、ミシンのこまかい目で縫ったぞうきんというのは、仕上がりがかたくなります。
だから縫い目の大きい手縫いのほうが、仕上がりがやわらかいのです。
たかがぞうきん、されどぞうきん。
新品のタオルで薄手のものならそのまま3等分、あるいはふつうの厚みのタオルを半分に切って、タオル1枚からぞうきん2枚をつくる。
タオルの端の3つ折り部分は、ほどくのは面倒なので、切り落としてからぞうきんにしました。
ぞうきんとはいえ、自分で縫うとなると手間がかかるものなのです。
2人分、4枚が必要になってから、買うことにしました
でも、さすがに息子が小学校に入学して、夏休み明けかな。
ぞうきんを買うことにしました。
まとめ買いで、ペロッと購入です。
ぞうきんを買うか、タオルを買うかってなりまして。
手づくりぞうきんだと、まず新品のタオルを買うところから始めなきゃいけないわけで。
買う、切る、縫う、って。
だったらさいしょからぞうきん買えばいいじゃーん、となってしまったのです。
こんな、こんなうすっぺらなくせにッ、と思いながらも、市販のぞうきんを買う40代母。
うすっぺらだからこそ、手の小さな子供にもあつかいやすい作りなんだよとかなんとか、ものは考えようです。
縫うもよし、買うもよし。
ようするに、学校の求めに応じてぞうきんを2枚、子供に持たせてあげられればいいんじゃないかー。
どこかに、裁縫が上手な母親に見られたい自分がいて、市販のぞうきんに抵抗しているのはそういう自分じゃないか、と思うのです。
もう、そういう自分じゃなくていいし。
子供にたのまれたら、いっちょう縫ってやるか、くらいの気持ち。
いちど受け入れてしまうと、こういうのもありだなァ、と思える40代母のストライクゾーン。
広くありたいものです。
ではまたー。