今年の母の日に泣いた話。

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去年のわたしの誕生日から、じわじわきていました。

娘からのプレゼントや手紙が、わたしの心の琴線に触れるのです。

泣くほどのことかッ、というとらえ方もあるのですが、正直なところ泣きました。

素直に、泣いてしまうような感動や、わたしの実母にたいする思いや娘にたいする思いがありました。

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実母にはよろこばれたことがない

贈り物、プレゼントイメージ

わたしの実家では、母の日も父の日も家族の誕生日もお祝いはありませんでした。

だから、プレゼントをあげたりもらったりする経験がほとんどなかったのです。

それでも小学校高学年になったわたしは、お店で友達といっしょに母の日のプレゼントを選びました。

実母は「こんなものより、おかきのほうがいい」といいました。

ある年、おなじ言葉をお歳暮に対していわれてからは、実家に贈るお中元お歳暮は毎年おかきです。ヒャッハー

高校生のとき、友達が母親に指輪を買うというので、わたししもいっしょに指輪を買いました。

やはり、母親はよろこびませんでした。

翌日に友達が、とても母親によろこばれたという話をしたときの、わたしのなんともいえない気持ちときたら、もうまったく覚えてないですけどもォー。

そんなこんなで、わたしは結婚するまで、実母には母の日のプレゼントなんてしていませんでした。

結婚後、母の日のプレゼントを選ぶとき、どうしても「どうせよろこばないし、ダメ出しされるし」と思ってしまう。

そして、実際に、色についてかたちについて、ダメ出しを受ける。ハイハイハイハイッ

実母がよろこばないのはわかっている、よろこぶ顔が見たいとも思っていない、しかし母の日なのでプレゼントを贈ることになっていて、選ばなくてはいけなくて、贈ったら電話を受けなくてないけなくて、心を石にして、感情を殺して応対することで耐える、というわけです。

ある年も、わたしは母の日のプレゼントを沈んだ気持ちで選んでしました。

店員さんが、わたしの選んだプレゼントをほめます。

店員「お母さまもよろこばれますよ」

40代主婦「よろこばれたことなんてないんです」

本音がこぼれました。

わたしのお母さまは、わたしの選んだ贈り物によろこんだことなんてないのですから。

たとえ店員さんのお追従であっても、お母さまがよろこぶだなんて、わたしには肯定できなかったのです。

店員さんがはっとした顔をして、わたしを見ました。

わたしは気まずく思いながら、続けました。

「なにを買っても、文句をいわれます」

店員さんはわたしの言葉を受けて「そういう人って、いますよね」といいました。

文句をいわずにはいられない人がいるのだ、と。

そういう人が友人だったり義母だったり兄や姉だったりする場合があるわけでして。

わたしの場合は実母。

自分の母親がそういう人だと割りきって、母の日のプレゼントを贈っています。

娘の直球

さて。

中2の娘は、わたしの実母へのもんもんとした思いを知りません。

とくに、プレゼントに関する苦い思いとかー。

だから直球でくる!

ど真ん中に投げ込んできます!

去年、娘がわたしの誕生日にプレゼントしてくれたのは本です。

しかも「小説 君の名は。」です。

いやいやいやいや、わたし、ベストセラー小説は読まんし。

この手の本は読まんし。

わたし、40歳越えてるのよ?

エエッ?

という本音が頭の中でぐるぐるしました。←声には出していない

しかし、しかしですよ。

まてまて自分。

かーちゃんは本が好き。

だから本をプレゼントしよう。

なにがいいかなー?

そうだ、映画になったこの本にしよう!

そんな、ど☆ストレート直球勝負で選んだであろう中学生の娘を思ったら、泣きそうになった。

母親のことを思って、素直な気持ちで、ドキドキしながらプレゼントを選んだのだろう娘。

娘よ~。ウワーン

ありがとうありがとう、ぎこちないながらも、わたしは娘にお礼をいってよろこびを伝えました。

娘すごいよ。すごいよ娘。

娘のすごいところは、そーいうところです。

まあ、それでも、誕生日はまだ涙をこらえました。

母の日に涙腺解放

そして今年の母の日。

娘の手紙に泣いた40代母です。

いや、だって、この年頃の娘が母への手紙を書くのよ?

学校の宿題でもないのにさ。

自分をかえりみたら、それだけで感動ですよ。

しかも、便箋の半分くらいが埋まるほど、文字が書かれていたわけなんです。

手紙といっても、「おかあさんありがとう」で終わるのかと思っていた40代母は、思わず嗚咽をもらした、ってな感じでして。

いっやー、これは、くる。

これは、いろいろ、くるなァ、たまらんなァー。

40歳をすぎて涙腺がもろくなっちゃって。

あとは、もう、こらえなくてもいいよね、ジョバーッ。

わんわん泣くわけじゃないんですけれども、つつー、つつつー。

いやはやなんとも、まったく、いい手紙を読ませていただきました。

子供は、恩返しを先払いすると聞いたことがあります。

いままでにも、娘にはすでに先払いしてもらったなァ、と思うことがいくつかありました。

今回の手紙もそのひとつです。

子供にとっては小さなことが、親にとって大きく響くことがあります。

また、その逆も。

ではまたー。

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