地獄の釜のフタ、みたいな。
畳で、ホコリにフタをしていた40代主婦です。
引っ越してから8年放置の熟成もの。
これで年末の大掃除を前倒しできたよね。
まァ、いままで大掃除らしい大掃除をしたことがなかったんですけどね。
畳をはがして、知った真実
↑これが畳の裏側だ。
賃貸ですからね。
そうか、畳の裏側って、こうなっていたんだー、と。
じつは、引っ越してから5年くらいしたときに、「畳を裏返してないね」という話を夫としたことがあったのです。
あたらしい畳は、2、3年経った頃に裏返す作法がある、とかなんとか。
しかし、そのときに「裏返したほうがいいのかなー、でも5年経っちゃったし、ま、いっかー」となって、そのまま。
引っ越して8年、そもそも裏返す必要なんてなかった畳です。
掃除機をかける
とにかく、ホコリとカツオブシムシの死骸と小さな紙キレが入りこんでいました。
小さな紙キレは、子供の遊んだもの。
畳のすきまが5mmくらいある場所もあって、いろいろ入りこんでいたのは知っていました。
でも、畳を持ちあげるなんて、そんな大げさなこと、自分ひとりでできると思わなかったのですが、できました。
しかし、なぜか今朝は「ここ持ちあがりそう」と思ったところから、持ち上がってしまったのです。
やる気のある朝はなにかがチガウ。
6畳の和室だから、6枚分。
畳をはがしては掃除機をかけ続けました。
そして、畳の裏から出てきたのは80円。
おもちゃだけどッ!
これがごほうびだとすると、わたしはまだまだ精進するべきだということですよ。ナルホド
畳の位置を入れ替える
さて、6枚の畳をよく見ると、それぞれ消耗の仕方がちがいました。
やっぱり、子供がよく活動している場所の畳は、消耗が大きいのです。
そこで今回、畳をはがしたついでに、消耗の大きい畳と消耗の小さい畳の場所を入れ替えることにしました。
すばらしいアイデア! と自画自賛した40代主婦です。
ですが、そこにも問題がありました。
この6枚の畳、びみょうにサイズがちがうんですよねー。
ここには入っていた畳が、あっちには入らない、という不思議現象。
さすが、5mmのすきまができていただけある畳配置です。
ぐぬぬぬ、となりながらも、これをあっち、あっちをこれ、と畳でパズル。
入れ替え置きかえ、ってどんだけ体力を消耗すると思っているのか、畳よ。
さすがに腰に疲れを感じた40代主婦です。
しかも、6枚の畳を入れ替えたあとには、5mmのすきまは消えていたのです。ナゾ
よく見ると、左右のすきまがちがう場所があるから、すきまの位置が移動しただけのことかもしれません。
そして、残ったのが段差。
かなり段差。
お年寄りなら、つまづくレベルの段差です。
使っていた場所によって、こんなにも畳の消耗にちがいが出るとはー。
畳の色もだいぶ差がありました。
畳の位置を入れ替えてよかったのは、畳の染みを目立たない場所に移動できたことです。
子供が嘔吐したあとが、なぜか黄色く残ってそのまま。
ちょうど押入れの前だったから、ぜったいに目に入る場所で、気になっていました。
汚れを落とせたわけではありませんが、場所が替わっただけで、目に入らなくなってスッキリです。
ではまたー。