もしかしたら、わたしが捨てたのかもしれない。
そう思ったのは、先日のことです。
「ないんだよ」
と息子にいわれて、マサカ、捨てた? と自分に問いかけた40代母。
捨ててないと思うけど、もしかしたら捨てちゃった?
場所を移動したかも、と思って移動しそうな場所を確認したけど、なかったんですよね。
ヤマトのりをさがしに
先日、のりがなくて、息子がこまっていました。
息子がさがしていたのは、みんなが使う引き出しのなかです。
そこになかったら、あとは和室の押し入れの棚においている白いプラスチックのカゴのなかです。
そこにはたまにちょっと使いたい文房具が入っています。
穴あけパンチ、木工ボンドなどです。
ヤマトのりも日頃あまり使わないから、もしかしたら和室のカゴに移動させたかなァ、と思って確認した40代母。
そこにもないとすると、ス・テ・タ?
いやー、捨ててないような気がするんだけど。
のりって、子供たちが学校へ持っていく分をのぞいたら、それひとつしかないし。
いまはスティックのりも買ってないし。
捨ててないと思うんだけどなァ。
息子に聞かれて、そのときはテープのりをわたしました。
テープのり、使ってみたかったんですよね。
工作とかには向いてないけど、とりあえず手元にあったテープのりを息子にわたしたのです。
それから数日して、また息子が「のりがない」というのです。
わたしは自分が捨てたのかもしれない不安をこころに秘めつつ、「そっかー、まだ見つからないんだねぇ」などと答えました。
そのとき、娘がいいました。
「ゴメン。のり、わたしがもってる」
娘でした。
娘は気まずそうに照れ笑いをしつつ、すぐに自分の部屋に入って、のりを持ってきてくれました。
こういうときの行動は、さすがに早いです。
わたしじゃなかった。
捨ててなかった。
よかったよかった。
ときどき、自分が捨てたのか捨ててないのか、わからなくなるときがあります。
引き出しに入れているヤマトのりって、自分では使わなくなっているんですよね。
大人になると、ベタッとしたのりを好まないといいますか。
水っぽくって、シワシワになっちゃったりして。
それでスティックのりを使っていた時期があり、いまはテープのりを使いはじめました。
ま、どうでもいいのですが、のりの見つからない理由が自分になくてほっとした40代母です。
のりをさがす息子と会話しながら、うしろめたい気持ちがありましてね。
捨ててない、ような気はしていたんだけど。
引き出しを片づけたときに、のりってじゃまだなと感じた記憶がありました。
だから、捨てちゃったかもしれない、と思ったんですよね。
いやー、捨ててなくてよかったです。
まだ子供がいるうちは、べたべたしたのりが活躍するときがありますね。
この手の文房具類は、数を減らすことはしても、そのものをなくすことはまだむずかしいです。
ではまたー。