先日、中3娘とバスで出かける機会がありました。
休日の早朝、バスにはわたしたち以外の乗客は2名しかいませんでした。
われら親子の前方、1人がけシートに男子中学生。
ななめ後方の2人がけシートに女性。
わたしたちの行き先は、Vもぎの試験会場です。
前方の男子中学生も制服姿ですから、行き先はおなじ。
「前の子、1人で来てるね」
なんて、となりの中3娘に話しかけていたんですよね。
親子だった!
そして、目的のバス停に近づいたとき。
停車ボタンがすばやく光りました。
前の席の男子中学生が押したようには見えませんでした。
娘が押した気配もありませんでした。
「いま、ボタン押した?」
「押してないよ」
そして、バスが停車すると、ななめ後方の女性がササッと横を通りました。
「ああ、おなじところで降りるんだな」と思ったら、前方の男子中学生とならびました。
他人とは思えない距離感でバスを降りる2人。
降りたら、バスの停留所で並んで話している2人。
そうです、親子です。
まちがいなく親子です。
まぎれもなく親子なのに、バス内で並んですわらなかっただけなのです!
つくづく、男子中学生だなァ。
これには娘とヒソヒソと話をしてしまいました。
「親子だったね」
「だね。1人じゃなかった」
「そんな年頃なんだよー」
いやー、男子中学生だし、1人で模試会場に向かうんだなァ、と思って感心していたのだが。
おそらく、わが家とおなじではじめての模試だったんですよ、きっと。
塾にかよっていると、こういう機会に慣れているのかと思うんですけどもー。
そういうのがないと、まったくのまっさらのウブじゃない?
男女関係ないよね。
だれにでも最初はあるよね。
そんなわけで先日のVもぎでは、お年ごろ男子中学生の母親との距離感を、目のまえで見てしまったのでした。
そうか、男子中学生はこんな感じかー、と。
わが家にもいずれ男子中学生になる男の子がいるので、さみしくなる予感がします。
まーねー、バスの車内で男子中学生は母親のとなりにはすわらないんですよ。
そんなもんなんですよ、きっと。
今後の娘はどうなんですかね。
へんに意識しないなら、ふつうにとなりに座るんじゃないかなァ。
ケンカでもしてなければ、となりにすわる気がします。
娘からのものすごい反発は、もう終わったような気がするんですけど、受験期間ストレスを考えるとまだあるかもしれんですね。
気をつけねばー。
ではまたー。