古い日記を捨てるまでのウロウロした気持ちを決断させたページ。

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日記、といいますか、メモ帳、手帳というか。

かれこれ10年ほど新潮文庫のマイブックを愛用していました。

そのころは手帳らしい手帳を持っていなかったので、なにかというとマイブックに書いていました。

もともとは娘の出産前に、まとまった1冊に書いていくのがいいだろう、と買ったのがマイブックの始まりでした。

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マイブックとは

断捨離、古い日記

マイブックというのは、新潮文庫から出ている文庫サイズの日記帳です。

一見、文庫です。

見開き半ページに1日分の日にちと曜日が書いてあります。

紙も新潮文庫で使われているのとおなじなんじゃないか、と思います。

自分で作る、自分の文庫本、って感じの装丁です。

だから、マイブック。

わたしは娘が生まれるまえの年からマイブックを使いはじめました。

育児日記というほどでもありませんが、マイブックにちまちまと書きつづけていたのです。

で、だんだん書かなくなり、とうとうマイブックを買わなくなって数年がたちました。

でもこれまでのマイブックには、子供たちの成長、その折々のエピソードなどが書かれていますし。

10数冊のマイブックは、これからも捨てられないような気がしていました。

マイブックを開いて、当時の娘の似顔絵を見て、「フフフ」と笑う。

そんなこともありました。

だからボロボロになったマイブックでも、ずっととっておいたのです。

捨てるか、捨てまいか、決断のページ

だから、先日ゴミ箱に放り込むまで、わたしはまだマイブックを捨てるか捨てまいか、悩んでいました。

10数冊のマイブックをぜんぶ捨てなくてもいいような気もしましたが、ぜんぶ捨ててスッキリしたい気持ちもあったのです。

数年前の手帳は捨てていましたし、マイブックだって捨てられないことはないはず。

そして、息子の誕生のときのページを開こうとしました。

そのとき目に飛び込んできたのが、実母とのアレコレのメモでした。

わたしは全文を読むことなく、ページを閉じました。

マイブックをまとめて、ベランダに置いているゴミ箱の中に放り込みました。

それで終わりです。

でも、記憶に残っているアレコレがあります。

傷口をなめるように、読み返すこともできるでしょう。

できるけれど、したくないな、と思って。

母と娘はなぜこじれるのか

今年も義理で、ノルマとして、母の日にプレゼントを贈りました。

そして、電話を受けました。

そのときわたしの手元にあったのは、図書館から借りてきた『母と娘はなぜこじれるのか』です。

去年の春の母からの電話でぶり返して、母と娘がテーマの本を読んでいこうと思ったのが去年の春。

いちばん読みたかったのは、萩尾望都さんとの対談でした。

連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」からの、母親の発言だとか。スゴイデスヨネ

田房永子さんのマンガも読んでいましたから、「これはキョーレツ、うちはそういうのじゃなかったし、よかったな、マシだな」とか思っていました。

まー、そういうのがぶり返すマイブック、いかんと思って捨てました。

日記にはマイナスのことも書いてあるからって、まさしくそのとおりです。

いいところだけ切りとって、というのもめんどうなことですから、マイブックはそのままぜんぶ捨てました。

ちょうどゴミ袋を交換したばかり。

ゴミ箱の底に10数冊のマイブックがかさなっています。

これからこの上に、日々のゴミがつみかさなっていって、そのうち見えなくなってしまう。

そんなのでいいんじゃないか、と思うのです。

ではまたー。

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