朝、たいへんなことになりました。
娘がトイレを使おうとしたら、流れてなかったから……。
流そうとした→流れなかった。
流そうとした→流れなかった。
と、娘は計2回レバーをひねったらしいです。
便器から水があふれなかったのが奇跡。
トイレの異常には敏感になるべき
これまで、水を流したらおしまい、とばかりにトイレから立ち去っていました。
便器のなかをわざわざ確認してなかったです。
いや、ある種の不安要素があるときには、ゆくすえを見守ってから立ち去っていましたけれど。
8割は未確認で立ち去っていました。
しかし、トイレがつまるときというのは、どうやら前兆があるらしいんですね。
まず、便器のなかの水位が上がるとか、タンクから出る水のいきおいが弱いとか、便器やその周辺から異音がするとか、とかとか。
そんなあれこれに注意を向けずに、日々トイレを使っていました。
そして、朝のとても忙しい時間帯、家族のみんながトイレを使いたい時間帯に、トイレがつまってしまったのです。
とはいえ、夫の出勤後ですし、わたしはとりあえず済ませていました。
問題は娘と息子です。
40代母「今日は学校でやって!」
息子「わかった」
娘「むり!」
だよねー。
娘はトイレを使いたくて、トイレに入ったんだもんね。
でも、トイレがつまっていたら使えないんじゃよ。
もしも、まちがえて水を流したら、たいへんなことになります。
それは、わかるね、娘よ。
ラバーカップがない!
すったもんだのあげく、子供たちを送り出したあとで「さて、どうしましょう」となった40代母です。
自分でなんとかするにしろ、アパートの管理会社に電話するにしろ、子供たちが帰宅するまでになんとかしないと。
ふと気がつけば、わずかに水位が下がっていました。
そこでやってみたのが、ネットで検索した重曹とクエン酸と50度くらいのお湯を投入して放置です。
トイレットペーパーのつまりくらいなら、これで溶けるらしいです。
※アツアツの熱湯は、陶器製の便器にヒビが入るから使ってはいけません。
しかし変わらず。
というか、ガッと重曹とクエン酸を入れたら、ものすごくアワがシュワシュワしてあせりました。
その状態で1時間ほど待ったのですが、それ以上水位が変わりません。
いよいよラバーカップを買ってこようと思いました。
ラバーカップならダイソーで見かけたことがあるので、使い捨てにしてもいいでしょう。
だって、わが家にラバーカップを置いておく場所なんてないのです。
それでもまだ、ラバーカップを買うまえにやれることをやってみましょう、とゴム手袋にレジ袋をかさねて便器に手をつっこんでー。
なんともいえない感覚を味わいつつー。
開通しました。
やれやれ。
便器のなかにたまっていた水が、スーッと引いていきました。
でも、念のためにバケツの水を便器のなかに入れました。
1杯、2杯、3杯。
だいじょうぶ、流れている!
と確信を持ってから、レバーをひねってタンクの水を流しました。
流れる流れる、ありがたい。
トイレがつまってから3時間。
けっきょくは、40代主婦の内からわき出る意思によって、ゴム手袋とレジ袋で対処することになりました。
3時間も経つうちに、さすがにもよおしてきたんですよね。
さっさと問題解決したくなったのです。
やれやれ。
つまりが取れて、よかったです。
ごくふつうにトイレが使えるありがたさ、実感しております。
ではまたー。