娘とiPhoneと、アンとマシュウとマリラとふくらんだ袖のドレス。

iPhoneXr、女子高生、スマホ 補足・女子高校生編
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女子高生の場合、iPhone所持率が高い、ということなんです、よね。

夫には、そのあたりのことがわからないのです。

おそらく、娘自身にもわかってないので、高校入学を期になんかあたらしいスマホにしておけば、娘からの不満はおそらく、ない。

でも、そこをわたしの勝手な一存で、一気にiPhoneにしたったんじゃーい。

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娘のスマホ、がんばったよ?

iPhoneXr、女子高生、スマホ

さいしょに娘にスマホを買いあたえたのは、中学1年生のときです。

とりあえずスマホを持っていないと、いまどきの中学校生活が円滑ではないだろう、と思って買いました。

やっすいスマホを買って、とりあえず持たせておく感じ。

低速で無制限にして、Wi-Fiの存在は娘に隠しておりました。

で、そんな娘のスマホは、あるとき画面保護フィルムに気泡が入るようになったらしい。

たぶん、娘からそんな話を聞いたのは、中2のなかば過ぎくらいじゃないかと思いますが。

当時の娘は、スマホをぜったいに親に見せたくないから、そういう状態のことも隠していました。

しかし、あるとき娘から、スマホの気泡の話を聞いて、画面を見せてもらって、気泡の原因がスマホの電池がふくらんだから、とわかったのです。

娘のスマホは電池を交換できるタイプで、でも、そのときにはもう電池は売り切れていて、買いなおすことができなくなっていました。

いよいよこわれるなァ、買い替えの時期だなァ、そんなふうに思っていた40代母です。

ところが、それからも娘は、そのスマホを使いつづけ、とうとう中学校生活3年間を乗りこえてしまったのです。

わたし自身、首をひねっていたのですが、娘は自分からいえないタイプ。

欲しくても、いえないタイプ。

夫はそれをわかってくれない

夫に伝わらない、と感じたこと。

たぶん、もし高校進学を期にスマホを買い替えるとしなかったら、夫はそのまま娘にずっとそのスマホを持たせていた、と思うんですよね。

電池のふくらんだスマホを。

空き容量のないスマホを。

娘は自分からそういうことをいわない。

まー、iPhoneでなくてもいいんじゃないか、という気持ちは、わたしにもありました。

でも、女子高生はiPhoneなんだよね。

iPhoneなんだよ。

それがいまの女子高生なんだよ。

だから、iPhoneにしたんですけど、ね。

夫にはわからない、みたい、でした。

マシュウはアンのために大きな袖の服を注文する

わたしは大人になってから赤毛のアンシリーズを読んだのですが。

そのなかのエピソードに、マシュウが「アンがほかの女の子たちとちがう、なんでだろう、とよく見ているうちに、ほかの女の子たちは大きな袖のドレスを着ている」と気づくのです。

で、口数の少ないマシュウはようやくアンのためのドレスを注文するのですが、そのときに、注文を受けた近所の女性が「(アンのドレスを)あんまりだ」と思っていた、という話をするのです。

マリラは、若い娘にはやっている大きな袖のドレスを知っているけれど、大きな袖なんて布のムダづかい、という考えですから、アンのドレスはほかの女の子とちがって袖がちいさい。

でも、アンも大きな袖のドレスにあこがれていて、マシュウが買ってくれた大きな袖のドレスに泣いて喜ぶんですよね。

うろおぼえだけど、だいたいそんな話。

iPhoneも、そんなもんです。

わたしはよう知らんのですが、写真がかわいく写るアプリとか、若い女の子のツイッターで見たのとおんなじものを、娘のiPhoneに見て「よかったねぇ、娘よ」と思いました。

「Aちゃんが、これをこうしておくのがおすすめっていってた」

「これ、Bちゃんがつかってた」

「やっとLINEが横にスライドするようになった」←空き容量が少なくてLINEの更新ができなかった娘のスマホ

ほかにも、娘のかなしいスマホエピソードを聞いて、申しわけなく感じました。

空き容量が少ないと、アプリ入らないし、更新できないし、つらいのだな。

いずれにしても、娘のスマホは買い替える予定だったのですが、思いきってiPhoneにしてよかった、です。

ただ、娘の友達の話を聞いていると、ぜんぜん使いこなしてないよね。

そこは情報をあつめておけよ、と思う…………。

え? あの子もその子も、X……なの?

娘に「次はiPhone買うから!」と発表してから、悩んでいたんですけど。

なんか、わりとX……持ってるのね。

みんな、いつのまに買い替えているの?

娘は、中学校卒業記念に友達数人と某所に遊びに行ったのですが。

「Aちゃんも、BちゃんもXなんだって」

といっていました。

XにもSだのRだのMaxだのあるからね。

娘には区別がつかないからね。

40保護者からしてみると「そ、そんな高価なものを子供に持たせるんですか?」という、おどろきがあったわけですけど。

しかも、そこで「AちゃんがBちゃんのスマホをあずかって、落としちゃって、あぶねーってあせってた」なんて話を聞かされて、ひぇえええ、ってなった40代保護者です。

娘のスマホはApple Storeで購入したので、娘がおびえてしまう金額になりましたとさ。

どうやら娘は、iPhone自体の価格と月々の携帯料金の支払いを勘違いしていて、毎月10万↑を払うのだと思っていたらしいです。

ま、なんというか、たいせつに使ってください。

そんな気持ち、ですよ。

ではまたー。

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