牛丼にしましょう、といえば丼皿が一揃い出てくる夫の実家。

ちゃぶ台イメージ 実家へ帰省
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夫の実家への帰省中、大体の目安で肉類を買いました。

すると、わかっちゃいたけどやっぱりあった義姉一家とのお食事会のため、牛肉があまったのです。

それで、朝から牛丼を作ることになりました。

ま、牛丼屋の朝食メニューと思えば、モーニング牛丼もありですよ。

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その丼皿、どこから出てきた???

ちゃぶ台イメージ

「じゃあ、これ、牛丼にしちゃいましょう」

てことで、すきやき用の肉2パックを牛丼にすることになりました。

すきやきのたれは今半、そこにさらに甘党の義母によろこばれるように、ガバッと砂糖を入れまして、あまい牛丼のできあがりです。

すると、お義母さんがどこから出してきたのかわからないけれど、きちんと丼皿を用意してくださっていたのですね。

あー。

わが家には丼皿なんてないので、ラーメン丼だったり、ふつうのお茶碗のごはんに乗っけたりしていて、食べていたんですよね。

わたしはそういうイメージで、牛丼といったのですが、お義母さんは牛丼と聞いて丼皿を用意してくださっていたのでした。

夫の実家は、いろいろなお皿があるので、丼皿ももちろんあるのです。

いったい、どこからどう出したのか、40代嫁まったくわかりませんでした。

夫の実家のキッチンには、食器棚が3台あるのです。

だからもちろん、丼皿もどこかにまとまった数が置いてあるのでしょう。

でも、まー、小5息子もあんまり食べないし、わたし自身もそんなに食べないし、丼皿はおおげさじゃないですかね、ってことで。

大皿に牛肉を盛って、牛皿で食べましょう、と決まりました。

食べおえたあとに、まだ寝ている娘の分だけは牛丼に作っておこうと思い、さきほどの丼皿をつかおうとしたら、すでに片づけたあとらしく、もうありませんでした。

いったい、どこへ?

でも、お義母さんの手をわずらわせるのもわるいな、と思ってたずねませんでした。

夫の家って、むかしは本気で農家だったらしいので、親類がいっぱい集まっていたそうです。

近所には土地を分けた伯父や伯母の家があって。

だから、食器棚にはぎっちりお皿が入っていて、取り皿だけで何十枚あるのかしらん。

食器棚の下の扉に入っている大皿は、わたしはほとんど目にしたことがないですけど、そこにもぎちっと重なっていた記憶があります。

広ければ広いなりにモノがあふれる

来客用の布団も奥の部屋の押し入れにいっぱい入っているし、とにかく、いろいろいっぱいある家なのです。

広ければ広いなりにモノにあふれています。

庭には小屋が3つ。

ひとつは食糧庫みたいなところで、第2の冷蔵庫や米や野菜が入っているらしいです。

肉じゃがを作ろうかと思ったのですが、ジャガイモを取りにお義母さんにいちいちそこまで行かせるのかと思ったら、なんか、声かけにくくて、ジャガイモ使わなかったな。

でも、今回の帰省では、お義母さんがキッチンを片づけておいてくれたのがよくわかったし!

おかげでキッチンのにおいもちがったし!

そんなキッチンのダイニングテーブルに、「これ、おしるがおいしかったから、とっておこう」とお義母さんが、牛丼のつゆの残った皿をコレクション。

お義母さんは、ダイニングテーブルの上に残りものを集めておくのがお好きなのです。

せめて、せめてべつ容器に移しかえて、冷蔵庫に入れるなどしていただけたなら……。

40代嫁は、義母に牛丼のたれを気にいっていただけたよろこびを感じつつも、ダイニングテーブル上の残りものコレクションを増やしてしまったことへの脱力感に身をまかせました。

ああいう品々は、いったいいつまでダイニングテーブルを飾りつづけているのでしょうか。

帰宅する40代嫁には知るすべがないのです。フー

ではまたー。

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