そういえば、わたしの実家には昔7人の家族がいました。
そして、家は4Kでした。
そのうちのひと部屋は、祖母の部屋です。
すると、祖母以外の家族の部屋は、3Kです。
そこに夫婦と子供が4人。
子供4人の子供部屋は?
もちろん、子供1人に部屋ひとつ、なんてありません。
そういえば、どうしていたんだっけ? と、思い出したのは、こんな部屋わりでした。
兄1と兄2の部屋は6畳一間の半分を半分こして、背中合わせに勉強机が置いてありました。
6畳一間を半分、ではなく半分の半分こですよー。
兄3とわたしはもちろん、部屋がなく、居間にある本棚の1段を自分のスペースとして持っていました。
本棚のスペースは、小学校に入学してから与えられたスペースだったと思います。
そのほかに、棚についた引き出しを2ヶ所、わたしが使ってよいことになっていました。
その後、母の就職とバブル時代のおかげさまで、家は増築されました。
でもわたしが自分の部屋を手に入れたのは、高校生になってからでした。
そりゃあ、子供たちはさっさと家を出ていきたくなるよね。
子供の部屋を快適にしすぎてはいけない、子供が出ていかなくなる、っていいます。
実家での生活を思い浮かべると、よくわかります。
全員、出ていきましたから。
でも、それでよかったんです。
実家なんて、もどりたくないくらいがちょうどいいです。
ではまたー。