以前、小学校にかよっていた娘のために、給食セットを入れるきんちゃく袋をいくつもつくりました。
そして、娘は6年間の小学校生活において、2回、給食セットを入れたきんちゃく袋を落としています。
小学生なら毎日もっていく給食セット
ちなみに給食セットとは、小学生が給食を食べるときにつかう必需品です。
- マスク(配膳時間に、みんながつかう)
- ミニタオル(食事中に口をふく)
- ランチョンマット(食事中、机の上にしいておく)
娘のときは、このほかに歯磨きセットをべつのきんちゃく袋に入れていました。
息子の時代は、給食3点セットと歯磨きセットをいっしょに入れて、毎日持ち帰ることになっています。
小学生のとき、きんちゃく袋を2回落とした娘
いま中学生の娘は、6年間の小学校生活で2回、給食セットを入れたきんちゃく袋を落としています。
1度目は娘が小学校に行く途中、自宅アパートの横の道に落としたらしく、親切な方の手で、柵のすみに目立つようにかけて置いてありました。
朝、ゴミを捨てに外へ出たわたしが見つけました。
2度目は帰り道に落としたらしく、通学路の途中の枯葉に上に、娘のきんちゃく袋が落ちていました。
ぐうぜん通りがかったわたしが見つけました。
娘はなぜ、きんちゃく袋を落とすのか?
娘の給食セットを入れるきんちゃく袋は、いつもランドセルのフックにかけていました。
娘がきんちゃく袋を落とすのは、きんちゃく袋のヒモがほどけてしまうからでした。
そこで、わたしはほどけたヒモのしばり方を変えました。
- ヒモを強くしばってみました。
- ヒモの結び目の端を長くしてみました。
しかしそれでも、きんちゃく袋の結び目ときたら、洗濯のあとに見てみたらほどけていることがあったのです。
ヒモのしばり方ではなく、ヒモのまとめ方を二重にした
むすんでいたヒモがほどけてしまうと、ランドセルのフックからはずれてしまいます。
どうにかしてヒモがほどけないようにしたい、と思っていました。
そのころ見た手芸の本に、きんちゃく袋のヒモの端を、かわいい細工で処理する方法が書いてありました。
ヒモの先端を布でくるんで始末するのです。
かわいいけど、手間がかかるなーと思って読んでいた40代主婦、ようやく気がつきました。
そう、結び目がほどけても、ヒモ同士が離れなければ、きんちゃく袋は地に落ちないのです。
つまり、結び目をつくるまえに、2本のヒモ同士を縫い合わせてしまえばいい、といういまさら目からウロコな発見をしたのです。
あらかじめ2本のヒモが縫い合わせてあれば、たとえ結び目がほどけても、ランドセルのフックからきんちゃく袋が落ちることはありません。
(写真の水玉きんちゃく袋は、つかい込まれたわたしの私物です)
わたしは娘のきんちゃく袋のヒモの結び目をほどき、縫い、また結び直しました。
息子用にきんちゃく袋をつくるときも、まずヒモ同士を縫い合わせてから、結び目をつくりました。
こんな単純なことに、なぜ、いままで気がつかなかったのだろう、というくらいかんたんであたりまえのことでした。
ヒモ同士を縫うことによって、結び目と二重になっているのです。
縫って2本のヒモをくっつけてあるから、結び目がほどけたときもヒモ同士がバラバラになりません。
わたしはヒモ同士を縫いつけるとき、ミシンでダダダと2往復くらいします。
きっちり縫わなくても、まがっていても、糸がふたつのヒモをつなげてくれていれば大丈夫です。
ヒモ同士はきれいに縫わなくても、そのうえに結び目をつくってしまうから目立つこともありません。
縫う以外に、ボンドや接着剤でとめる方法もあります。
結び目をつくるまえにヒモ同士を縫う方法にしてから、娘は給食セットを入れたきんちゃく袋を落とさなくなりました。
ではまたー。