ステンレスのスプーンを塩の容器に入れて、さびさせてしまった経験のある40代主婦です。
あら塩が、好きです。
塩用のスプーンがほしくて、木のスプーンをさがしていたことがありました。
でもポリウレタン塗装をしてあるのはいやだなー、なんとなく、と思ってさがしてみると、手づくりの木製スプーンにたどりついて、でも手づくりだとたかいなー、と思ってしまって、じゃあ自分でつくってみようファーストスプーン、みたいな流れになりそうだったので、そのうち40代主婦は、考えるのをやめた。
それで、塩用のスプーンについては、しかたなく、プラスチックのものをつかっていました。
でも、まあ、ずっと気になっていて、もうどうせ塩をつかうのなんてわたしだけなんじゃないのかな、とひらきなおって、白山陶器のデザートスプーンを買いました。
子供の手にかかったら陶器なんざ、かんたんに割れちまうのでありました
これまで、陶器のスプーンをさけていたのには理由があります。
まだ娘がおさないころに、陶器のレンゲを買ったことがあったのです。
娘が、レンゲとレンゲをカチカチとぶつけて遊んでいるうちに、2本とも割ってしまいました。
娘にけがはなく、レンゲがきれいに割れたおかげで、掃除もかんたんだったのがさいわいでした。
いま、わが家にあるのはプラスチックのレンゲ4本です。
しかし、娘は中1、息子は小2。
もういいだろう、陶器のスプーンくらいは。
しかもつかうのは、塩を入れておく容器のなかです。
基本的に、わたししかつかわないじゃーないですかー。
てことで、買いました。
これは、グレーです。
じつは白いお皿4枚といっしょに買いました。
陶器と思って買ったら、磁器のスプーンでした。
どうということはないのだが、よいー
白い容器のなか、しめった塩のなかに、いい感じじゃないですかー。
灰青のスプーンの、この色味。
砂糖用にはふつうにステンレスのスプーンをつかっています。
でも、いま思うと、そろいで白山陶器のスプーンを買ってしまえばよかった、です。
定番のものって、「いま買わないと、あとでは買えないッ」とあせる必要がなく、買い足すことができるからいいのです。
まあ、そのうちに、おいおいそろえていきましょうかねぇ、という気持ちで。
すこしずつ、まったりと。
まー、どーってことないんですけどね。
日々、どーってことのないなかに、どうということのないお気に入りのものを増やす作業です。
ではまたー。