忘れもしない2011年、わが家でも非常食を買いました。
4人家族の食事を3日分、水まで入れたら、これどこに置くの? って量になります。
当然、3日分もそろわず、中途半端な量を備蓄したまま、日々は過ぎてゆきました。
あれから5年、わが家の非常食は、非常時に食べるもことなく、無事に賞味期限をむかえることができたのです。
5年もしたらね、非常食も進化しているのではないかね?
はじめて缶詰のパンを食べたときは、おいしくてびっくりしたし。
そんなふうに食べやすいもの、おいしいものになっているのではないか、と考えていたのです、がー。
なにやら、非常食の考え方自体が変わっていました。
いまどきはローリングストック法がおすすめらしい
非常食といえば、きたるときにそなえて、長持ちする食料を備蓄しておくイメージでした。
それだと、うっかりわすれて、3年、5年の賞味期限がすっかりすぎちゃった、ということがよくあります。
そこで、賞味期限がながい食べものを備蓄するんじゃなくて、いつも食べているものをちょっと多めに買い込んで、食べつつ入れかえながら非常時にそなえようよ、というのがいまどきおすすめの備蓄法らしいです。
1ヶ月に1回くらい、非常食を食べて、食べた分を補充します。
- 3日分の非常食(9食分)を用意します。
- さらに1日分(3食分)を用意して、合計4日分(12食分)にします。
- 1ヶ月に1回を目安に、1食分を食べます。食べたら買い足し、12食分にします。
食べたら買い足し、を1年(12回)つづけると、さいしょの12食分はぜんぶ食べ終えて、あたらしい非常食と入れ替わります。
なるほど、このローリングストック方法だと、賞味期限が1年間でいいのです。
すると、いつも食べてるあれやこれのレトルト食品を、非常食に取り入れることができるわけです。
ローリングストック法を取り入れてみる
わが家にいまある非常食は、先月が賞味期限でした。ハッハー
賞味期限のことは気づいていたのですが、非常食って、いったいどんなものなのかわからなくて、いざ食べるとなると敷居が高いんですよね。
せっかくだから、家族そろったところで食べてみたいという気持ちもありまして。
まるで、試食会みたいな状態でした。
食べてみて、はじめてわかったことですが。
食べたことのない非常食を備蓄しているって、なんだか不安だな、と思いました。
家族できな粉もちを食べながら、「何枚食べたらおなかいっぱいになるかな?」といってましたし。
そう考えると、日頃から食べているものを非常食にするローリングストック法は、ふだんの食生活に取り入れやすい備蓄法です。
味もわかっていて、自分の好みのものをチョイスできる~。
これからは缶詰やレトルト食品を視野に入れつつ、備蓄していこうと思います。
日常的な備蓄というのかな、そういうのを実践しようかと。
ではまたー。