ちかごろの、自己啓発本とかスピリチュアル本とか、引き寄せとか。
そのあたりの本を読んでいると、本田健さんとか斉藤一人さんだとかにたどりつくのでした。
夫は、今年になって、同僚の息子さんが本田健さんの本を読んで会社をやめた、というところから本田健さんの名前を覚えました。
たぶん、数年前から夫は、わたしが図書館から借りた本田健さんの著作を読んでいるはずなのですが。
夫の、ものの考えかたを変えるのはむずかしい
夫は、あらそいごとを好まない性質である。
自分ががまんすれば、ことがおさまる、と思えばひたすらがまんします。
まー、いろいろあって、あるときわたしは夫に「それはもう、相手にどなり返したほうがいいんじゃないかな」と話しました。
どなりつけるとか、胸ぐらをつかむとか、なにかそういう相手にたいするリアクションをしたほうがいい、むしろ、わたしが会社に行ってそいつをなぐってもいいです、というくらいの気持ちになったんですね。
そのくらいのことをしないと、変わらないよ、と。
でも、そのときの夫の答えは「ずっとこうしてきたんだから、いまさら変われるわけがないんだよ」
この回答には、40代妻は泣きそうなくらいショックを受けました。
それだったら、じゃあなんで元の会社をやめたのか、と。
変えようとしたからじゃないのか、と。
まーねー、妻という他人が、なにをいったって夫自身は変わらんのです。
自分を変えることができるのは自分だけ、とはほんとうによくいったものです。
だから、自分から始める。
夫を変えることができるのは夫自身でしかない。
妻がヘタなこといっても、かたくなになるだけだったり、します。
夫は自分の考え方や生き方が、思いこみや擦りこみによって作られてきた、ということになんとなく気づいてきました。
いままでとおなじことをしていたら、変わらない。
夫の退職後、わたしがもがいたみたいに、夫ももがいているのだろうと思います。
でも、夫の場合は外で働いて、なおかつもがいているのだから、わたし以上にたいへんなはずー。
わたしは夫にものすごく助けられています。
わたしも助けたい、夫の力になりたいのです。
ではまたー。