応援団をやりたくない娘がいかにして応援団になったか。

運動会、万国旗イメージ 中学校のこと
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先月、中2の娘は応援団に入りたくないのに入りました。

娘はヤダヤダといっていたけれども。

自分から手をあげた、といってたから、ほんとうはやってみたい気持ちがあったんじゃないのォ?

と思っていた40代母でしたが、担任の先生から詳細を聞いて、娘が手をあげるのも無理もないかもしれない、と思わざるを得ない感じ、でした。

中学校の体育祭で応援団に入った娘。

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話し合いで決めよう、ね?

運動会、万国旗イメージ

こんなとき、大人はわりとジャンケンにしてしまう気がするのですが。

娘のかよう中学校って「できるだけ本人の意思で、だれか手をあげてほしい」ということをいうらしいんですね。

あくまで本人の意思、です。

 

だから、娘が応援団をやってくれる人に手をあげたのも、本人の意思です。

(※応援団をやりたい人、ではない)

でも、手をあげるっていうことは、やってもいいかなー、くらいの気持ちがあるのだと思って、娘のグチを聞いていた40代母ですが。

 

担任の先生の話では、今年は応援団になりたい人がどのクラスもいなくて、くじ引きで決めたクラスさえあった、といいます。

でも、娘の担任の先生は、「できるだけ話し合いで決めましょう」ということでギリギリまで待ったそうです。

体育祭実行委員が声かけをして、男子の応援団はなんとか決まったのだ、と。

しかし、娘のクラスでは女子が決まらなかったといいます。

応援団に入れない理由

体育祭実行委員と吹奏楽部をのぞくと、応援団に入れる女子は8人。

8人はそれぞれ、応援団に入れない理由(自信がないとか、声が出ないとか)を発表したそうです。

まー、だって、み~んな、応援団をやりたくないんだもんね。

応援団に入れない理由をクラスのみんなの前で発表した、と聞いて、そこまでやるんですかッ、と驚いた40代母です。ムシロ、ヒイタ

 

話し合いで決めるという、言葉の響きのなんと偽善的なことか。

などと思いつつ、担任の先生のお話を聞いておりましたがー。

いや、まー、ほんと、帰宅してから、娘にあやまりました。

なんか、ゴメン、これはもう、手を上げざるを得ないレベルの話し合いだわぁー。

手を上げた娘、えらいわぁー。

わかってなくて、正直すまんかった。

応援団は必要か?

うーん。

もう、来年から応援団、なくせば?

なんか、もうちょっと、ちがうかたちのものにしたらどうですよ?

そういうの、提案したほうがいいよ。

と、娘にいっておきましたけれどもー。

 

ちなみに、娘の友達の1人は去年に引きつづき、今年も応援団に入りました。

だから、その友達は自分で希望して応援団になったのかと思ったら、「去年やってるから、今年もお願いね」みたいな感じに、先生にたのまれて応援団に入ったのだそうです。ウワー

娘の学年がたまたまそうなのか、中学校全体がそうなのか、いまのご時世みんなそんなものなのか、わかりませんが。

 

でもでも、小学校のときは、そんな話はなかったんだけどな。

考えてみたら、小学校は色分けした1チームにそれぞれ応援団長と副団長(旗持ち、ドラム缶)がいて、チームみんなが応援団(平団員)でした。

だからむしろ、応援団長になりたがる子がいました。

 

小学校の応援団長はハカマ姿や学ラン姿で応援をしていました。

あとで聞いた話では、ハカマも学ランも個人の持ち出しなのだそうです。

応援団長だけにゆるされた服装。

それはしびれるあこがれるがあっても、無理ないかな。

自分の子供を応援団長にしたがる親もいるのだそうです。ヘー

 

娘の中学校は、平団員はふつうに体操服ですし。

応援団長には立候補した生徒(3年生)がなったみたいですけど、平団員の確保に苦心している、と。

30人前後のクラスから男子2名女子2名って、なかなか厳しいのではないかな。

応援団じゃなく、応援係にしたらどうかとも思うけど、自分が中学生じゃなくてよかったなァ、とつくづく思うのはこんなときですよ。ヤレヤレ

 

ではまたー。

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