今年は、小学校のプール掃除に参加することにしました。
中2の娘にいわせると「あんな汚いところに、わざわざ行くの?」
物好きだねー、くらいの反応です。
娘は5、6年のときにプール清掃をしています。
小学校のプール掃除経験者の娘がそんなこというくらい、きったない、のか?
小学校プール掃除になにを着ていくべきか?
小学校からの指示はこうでした。
- 9時半に会議室に集合。
- プール清掃のできる服装、履きものを用意。
気になるのは、服装と履きものです。
確実に濡れます。
それから、日焼け対策です。
わたしは水着用のトレンカとハーフパンツを履いていきました。
(トレンカはプールに着いてから、裾をまくりあげました)
上着はUVカットのユニクロパーカーです。
首にはタオル、頭には帽子。
そして、足にはビーチサンダルです。
この季節にビーサンなんて、どこの浮かれている主婦だ、という心の声がありました。
しかし、荷物となる室内用のサンダルとビーチサンダルを簡略化するには、スニーカーを履かずにビーチサンダルです。
この季節にビーサンをはくのは、生まれてはじめての40代主婦。
ほかの人はいったい、どんな格好で小学校のプール掃除に参加しているのか、気になりました。
小学校のプール掃除ファッション観察記
小学校のプール掃除当日。
参加した保護者はわたしをふくめて、15人。
(参加者の中から「去年はこの倍はいたよね」という声が聞こえました)
ちなみに、息子のかよう小学校の生徒数は600人を超えています。
15人のうち、裾まくりジーンズが3人。
レギンスが4人。
クロップド丈のジャージが4人。
その他、という感じでした。ウロオボエ
わたしをふくめて、ほとんどの人が長袖着用。
ラッシュガードと思われるパーカーを着ている人もいました。
履きものはクロックス系サンダルとビーチサンダルが半々でした。
小学校のプール掃除は泥はねする
われわれ保護者群がプールに着いたときには、プールの水はほぼ抜かれていました。
長靴をはいた作業服姿の教頭先生が、排水口と格闘していました。
プールからは、汚れた川のような生臭いにおいがします。
これが娘のいっていた、きったないプール。
念のために、マスクも用意していましたが、マスクをするほどの悪臭ではありません。
小学校のプール掃除は、泥と葉っぱを取り除く作業がメイン。
泥は排水口に流してしまうからいいのですが、問題は葉っぱです。
排水口をつまらせる葉っぱを、泥ごとすくいあげてザルでこして取りのぞきます。
なんという地味な手作業。
(保護者の手伝いがなかった頃は、手のあいた職員総出で午前中ずっとプール掃除をしていたそうです)
プールの水は排水口周辺にたまっている分だけ。
あとは放水して、泥を流しながらブラシでこすります。
だいたい足元15センチくらいまでは濡れました。
そして、気づけばハーフパンツに泥はね。
転ばなければ、わりとふつうの服でもいけると思いましたが、泥はね、水はねで、なんとなーく生臭くなります。
1時間半弱で、保護者によるプール清掃は終わりました。
午後は5、6年生によるプール清掃。
5、6年生はプール清掃をたのしみにしているんですって。
小学校のプール清掃を終えて
プール清掃後には、主任の先生とともに会議室での麦茶配布。
(去年は麦茶のほかにお菓子も出たが、教頭先生が変わって今年はなかったね、という情報)
主任の先生いわく「うちの学校は中庭にプールがあるから、あまり葉っぱが入ってこないけれど、周囲が木々に囲まれた学校はもっと大変なんですよ」
この時期の小学校の先生は、生臭い泥と葉っぱにまみれたプールの掃除をしているそうです。
今回のプール掃除で、いちばん驚いたのは、プールからすくいあげた泥と葉っぱの処理でした。
なんと、主任先生の指導のもと、バケツに入った泥は、プールの塀のすきまから投げ捨てられていきました。
塀の向こうは、体育館の裏になっていて、ふだん人が通る場所ではありません。
いやいや、だからといって、そんな処分方法でいいのか? オドロキ
あとで外側にできたであろう泥の山を回収するのか? ギモン
今後も受け継がれていく泥の処分法なんだろうなァ、と思います。
水の抜かれたプールの底、薄く残った水の上をアメンボたちがススーッとすべっていくのが印象的でした。
ひと足先に夏気分の学校行事です。
娘がいっていたほど、ひどく汚い作業ではありませんでした。
ではまたー。