先日、中2娘がおかしなことをいい出しました。
そして、よくよく聞いてみると「友達はお盆に帰省するとおこづかいをもらうんだって。だから、お盆のあとに遊びに行こうっていわれたんだけど、わたしはもらったことない!」
ちなみに去年のお盆は帰省しませんでした。
そもそも、40代父の実家も40代母の実家も、お盆におこづかいの習慣はありません。
お盆玉は定着したのか?
ある時期、話題になったお盆玉。
よもや、中2娘の口から「お盆玉」と聞かされるとは思いませんでした。
中学生間では、お年玉なみに一般的になっているのでしょうか?
中2娘の話では、去年お盆玉をもらったあとで遊びに行く計画があったらしいです。シラナカッタ!
だから去年の娘にななんども「帰省しないの?」って確認されたのかな、といまごろ納得しました。
でもね、われわれ40代夫婦の実家には、お盆玉の風習はないのだよ。
ジェネレーションギャップを感じるとき
中2娘になんといったらいいのか困りました。
だって、実家の両親や義母に対して「どうして孫におこづかいをあげないんですか?」なんて聞けません。
だいいち、わたし40代母は、娘以外の孫たちがお盆におこづかいをもらっている姿を見たことがありません。
だから、そういうものだと思っていました。
あったりまえずぎて、疑問にすら思わなかったのです。
むしろ中2娘から聞かされた「定期テストを受けたあとにおばあちゃんちに行くと、おこづかいをもらえる生徒がいる」なんて話は、へー、そういう家庭もあるんだねぇ、ふーん、です。
なるほど少子化、孫の数が少ないからできることなのかな、あとは絶対的な経済力があるんですね、と。
40代夫は3人兄弟、孫4人。
40代妻は4人兄弟、孫8人。
両親と義母にとって、わが家の子供たちがいちばん年下の孫です。
おもちゃを買ってもらったこともないし、服を買ってもらったこともありません。
だから、そういうものだ、と思っていました。
たぶん、兄たちの子供もそうだったと思います。
だからでしょうか、何年もまえに実家の母親が「(長兄に)『孫がかわいくないのか』っていわれたんだよ。そんなわけがないじゃないか」といっていたのです。
わたしよりも若い世代だと、実母から孫へのおもちゃや服を買ってもらったりするのかもしれません。
あとは経済的に裕福な実家だったら、そういうのがあるのかな、と思うのですが。
わたしの実家は、そうではありませんし。
しかし、わたしが知っているさまざまなことを中2娘に伝えるのはむずかしくて困りました。
中2娘だけがもらっていないわけではなく、孫のだれもがお盆玉なんてもらってないのです。
お盆玉をあげている世代って、若い祖父母世代なんじゃないかな。
わが家の場合は、両親も義母も80歳を過ぎているから、お盆玉なんてものは思いつかないんだよ。タブン
などなど、中2娘に話して聞かせました。
中学生になって、友達の金銭感覚についていけなくなった、といい出した中2娘。
そりゃあ、おばあちゃんに会うたびにおこづかいがもらえる友達とは、金銭感覚がちがって当然でしょう。
それ、ふつうじゃないよォ、と思うのは、わたしの感覚、40代母の感覚です。
ではまたー。