中2娘の自由研究が終わりました。
中2娘のかよう中学校では、自由研究は理科の宿題です。
だから、理科っぽいことをすると決まっています。
とりあえず、中2娘はある実験を終えて、あとはまとめるだけです。
他人にどう思われるかなんて、わからない
夏休みが10日をきったころ、中2娘に宿題の確認をしました。
さすがに、宿題の確認をしておかないとまずい、夏休みの残り日数。
いまならまだ間にあう。
間にあう段階で、声かけです。
しかし中2娘は、自由研究が決まらないのだ、という。
その時点ではまだ、国語だの英語の宿題も残っていました。
中2娘がいうには「ほかの人とかぶっちゃいけない」「本に書いてあるようなありきたりのじゃあダメ」だそうで。
でも、なんのアイデアも浮かばないなら、とりあえず自由研究の参考になる本でも読んで、そこから発送してみればいいじゃないかー。
そういう話を、40代夫もしました。
しかし、中2娘が動かざること山のごとし、なわけなんです。
それでまあ、ずるずると。
でも、こちらといたしましては、徹夜で自由研究されても困るわけですよ。
登校直前に、真っ青な顔をして写真を印刷しようとして失敗をくり返しているうしろ姿とか、だまって見ているのもつらいわけですー。
それで、40代母、口を出した。
宿題を仕上げないまま、ふてぶてしく登校できる中2女子ではない。
だから、どうしたって宿題を仕上げるはめになるのだから、早めにやっておけ、というのです。
なんの実験をするにしても、事前に用意するものがあるわけでしょう?
保護者に相談する場合もあるよね? ねッ?
そして、とうとう中2娘がある実験について話しました。
しかも「ばかばかしいかもしれないんだけど」と前置きをしてから、です。
ばかばかしい、と思われるかもしれない、と考えてしまう中2娘。
実験内容よりも、理科の先生にどう思われるか、評価を気にしている感じです。
自由研究についての「ほかの人とかぶっちゃいけない」「本に書いてあるようなありきたりのじゃあダメ」という条件も、理科の先生の話から中2娘が思いこんだ条件でした。
国語の創作課題も、英語の英文日記も、自分の提出物をどう読まれるか、気になるようす。
10代だからね。
思春期だからね。
自意識過剰まっさかりだからね。
ただ、なんにしろ、とりあえず書け。
なんでもいいから、書け。
頭の中にあるだけでは、宿題は提出できないのだよ。
頭の中で、どんなに完璧なすばらしいものがあっても、他者にわかるように、とにかく表現しなければ、宿題提出にはつながらないのだ。
完璧を目指して手が止まっていては、宿題は終わらない。
宿題が終わっていないと、まずい。
そんな、夏の終わりです。
ではまたー。