わが家に受験生がいます。
そう、中3娘は受験生です。
で、夏休みからVもぎという模擬試験を受けています。
そのVもぎを受けると、成績表やら学力分析表やら、懇切丁寧なものが送られてきます。
そして、その成績表の見本として「見本花子」さんの成績表、学力分析表、まとめ答案があるのです。
花子、国語が低すぎる
これが、見本私立見本中学校3年3組33番、見本花子の成績表。
中3娘自身が受け取るVもぎの成績表とまったく同じ形式なので、見間違えてしまいそうなレベルです。
そして、小4息子がいいました。
(小4息子)「英語が84点! 高いよね?」
(40代母)「それ、見本のだから……」
小4息子の発言が、中3娘の目の前じゃなくてよかった、聞こえてたら怒りが爆発します。
さすがに気まずさを感じた小4息子、あることに気がつきました。
「国語、低いね。ほとんど書いてないよ」
そう、見本花子の国語の答案は、マス目のある解答部分(記述問題)に空欄が多いのです。
英語84点に対して、国語は47点の見本花子。
これはちょっと国語が低すぎるんじゃないの?
と、見本花子の成績表を確認してみました。
すると、英語は84点(平均52点)で偏差値が64、国語は47点(平均58点)で偏差値が44なのです。
あきらかに、国語が足をひっぱっている見本花子。
3教科の偏差値は55、5教科の偏差値は56です。
国語がもう少し伸びれば……。
英語はできるのに、国語がなんでこんなに……。
そう思ったとき、ひらめいたのが「見本花子、帰国子女説」です。
中3娘に「見本花子、帰国子女説」を説く40代母。
さらに中3娘をまじえて、見本花子の成績表を見ていきます。
見本花子ってば、国語で「4」をとってるんですよね。
英語の「5」をとっているのはわかります。
でも、見本花子のVもぎ結果を考えると、国語の「4」ってちょっと甘すぎない?
あるいは、見本花子、Vもぎの国語問題が苦手なのかな。
そんなことを考えながら、家族3人で見本花子のVもぎについて話し合いました。
こうした話し合いの席に、40代夫はいません。
見本花子の成績については、明るく、笑いをまじえて話すことができるんですけどねぇ。
目の前いる現実の受験生に対しては、思うことがいえない40代母です。
ではまたー。