今週、中3娘がSVOCがわからない、といわれて困ってしまった40代主婦です。
わたしには中3娘に勉強を教えるだけの力量がありません。
「そっかー、参考書読んでもわからないかー」なんていって、お茶をにごしていたわけですが。
数日後、中3娘が「SVOCがわかるようになった!」といったのです。
どうした? なにがあった?
ECCにかよっている友達の存在
中3娘にはECC(有名な英会話スクール)にかよっているという友達が数人います。
中3娘はSVOCについて、英語の得意な友達にたずねたのだそうです。
それで、「わかった!」と。
中3娘を「天才か?」と思うのは、そんなときです。
中学生の理解力って、そんなにすごいものなの?
中3娘は「○○がわからなかったんだけど、うしろの友達に聞いたらわかった」とか、「ギターがぜんぜんわからなかったけど、テスト前になったら、ピカーンってわかってできた」などといって、クリアしているのです。
天才か?
わたし、娘が中学に入ってから「天才か?」を連発しています。
中3娘の、頭のいい友達たち
そういえば、中3娘がいまクラスで仲のいい友達は、全員が中3娘よりも頭のいい女子なのです。
そのうち数人がECCにかよっているか、かよっていた、英検2級を取った、なんていう子たち。
そういう友達に中3娘は、いい影響を受けることができた、と思います。
とくに、中3以降ですけど。
たとえば、テスト前は5時間、テストのない日でも毎日3時間勉強している友達。
その子は、すごく慎重なんですよ。
毎日の3時間勉強はあたりまえだから、カウントしてない。
「わたしなにもしてないよ~」はウソ。
なんどもその言葉を聞かされつづけた中3娘は、ようやく気がついたらしいのです。
毎日3時間やってるから、いまさらあわててやらなくてもできるんだよ!
そんな努力家の友達に、中3娘はわからないことをたずねて「わかった!」になっているみたいです。
しかもその友達が、中3娘に教えたことによって「自分の理解もより深まった」などといえる人格者なのでありました。
そんなわけで。
高校受験を終えたいま、中3娘は『くもんの中学英文法』を読んでいます。
それ、去年の5月くらいにわたした参考書。
当時の中3娘には、むずかしくてわからなかったんですよね。
けっきょく、『中学英語をひとつひとつわかりやすく』シリーズを1年生から3年生の分までやって、そのあとに小河さんのとこの『中学英語マスター短文英単語』を3回くらいくり返しやったらしいです。
わたしが見ていたわけではないので、すべて中3娘からの伝聞になりますが。
『中学英語マスター短文英単語』をやるころには、中3娘は自分で勝手に勉強をするようになっていました。
それは秋も深まる11月頃のことでした。
「やってもあがんない」と中3娘がブチ切れしたのも、そのころで、中3娘が「(自己採点が)信じられない」というほど、中学校での実力テストの英語が伸びたのはそのあと12月。
冬期講習の英語で「なぜそうなるのか、わからない」というので、 参考書なら書いてあるかも、と開かせたのが『くもんの中学英文法』でした。
すると、いちばん下の欄外に、ポイントとして書いてありました。
中3娘は、そこでようやく『くもんの中学英文法』に興味がわいたらしいのです。
「あッ、これも先生がいってた!」と食い入るように 『くもんの中学英文法』を読みだした中3娘。
それが冬期講習中だったから、去年末の話です。
いやー。
中3娘がやる気を出すまでが、長かったなー。
中3娘の性格だと、塾に放り込んでも「(勉強を)やらされてる感」が強くて、うまくいかなかったと思うのです。
そのくせ、塾に入りさえすれば頭がよくなる、と思っている中3娘。
志望校に受かって、結果オーライでしたけども。
ではまたー。