料理をリサイクルせずに食べきりにする、という脳内キャンペーンについて。

リンゴのワイン煮 暮らしを楽しむ
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自分は家族への料理を、多め多めに用意しすぎているのではないか。

ふと、そんなふうに感じた40代主婦です。

わたしが多めに用意しているから、夫が食べすぎてしまうのではないか、と。

いや、多く用意しないと「これでおわり?」といわれて、あたかもわたしが責められているかのように感じてしまうから?

責められたくない、から?

そのあたりの、自分の受けとりかたがおかしいのではないか、という疑問も感じつつ、料理の適量について考えています。

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大ナベいっぱいに作らない

リンゴのワイン煮
たとえばナベいっぱいのリンゴ

先月のこと、カレーをナベいっぱいに作りました。

しかし、その鶏肉を入れたカレーが小4息子に不評で、けっきょく食べきれなかったのです。

いまや、カレーは小4息子向けのメニュー。

中3娘には「朝からカレー?」と2日目のカレーを否定されております。

しかも、わたし自身がグルテンフリー中なので、カレーはまったく食べません。

すると、どうにもカレーが減っていかないのです。

かつては子供たちが、2杯、3杯とおかわりをしていたというのに!

いまやカレーは作りすぎてナベに残ってしまうメニューと成り下がってしまったのか!

思えば、ナベが大きいのをいいことに、思いっきりカレーを作っていた、わたし。

でも、さいきんは手加減して市販のルーひと箱分までにしていました。

ひと箱か、調子にのってもひと箱半です。

それがもう、残ってしまうのだなァ。

ここ数年は、わたしも腹がはち切れるほどカレーを食べなくなりましたし。

いまはグルテンフリー生活中で、カレーは食べていません。

わざわざ自分のためにグルテンフリーのカレーを作る気概もない40代主婦です。

残りものリサイクル

さて、わたしの実家は食事のリサイクルばかりで、食べきれなかったらラップして冷蔵庫。

また食べきれなかったら、ラップして冷蔵庫。

冷蔵庫にしまった残りものの皿が、奥にいって忘れるまでくり返す、とか、そんなの。

実家に家族が多かったころは、残りものなんてほとんどなかったのではないかと思いますが、それでも食べ残し、食べかけのものがいつまでも冷蔵庫に入っているような家庭でした。

夫の実家も似たりよったりです。

ナベいっぱいに作っておいて、すこし皿に出して食べ、残ったらキッチンのテーブルに放置します。

夫の実家は、わりと北のほうなので、義母は「このうちは冷蔵庫に入れておかなくてもだいじょうぶ」と信じているのです。

そして、たまにナベに火を通して煮返します。

あるときは、皿に残っていた残りものもナベにもどして煮返します。←40代嫁にとっては、ちょっとやめていただきたい、ゆるしがたい行為ですが、いえません。

お年寄りと残りものを考えるとき、思い出すのは、従姉の話です。

従姉は、いちど結婚し離縁しています。

従姉が嫁いだ先のお年寄りが、食べものをくさるまで置いてから捨てていたのだそうです。

従姉は「どうせ食べないなら、すぐに捨てればいいものを」と思っていて、くさるまで置いておくやり方がとてもいやだったそうです。

まだ食べられるものだから捨てられない。

食べられなくなるまでくされば捨てられる、そういうことだったのでしょうか。

適量を食卓に出して、リサイクルしない

いったん食卓に出したものを、なんどもリサイクルするのはいかがなものか、と。

残るのは多すぎるから。

適量で、食べられる分。

そう心がけていこうと思いました。

子供たちは、わりとだいじょうぶ。

給食のような、適量を知っているからでしょうか?

わたしも、だいたいこのくらい、と見当がつきます。

しかし問題は40代夫です。

やっぱりわからない、わたしの考える「このくらい」をオーバーして、ゲフッといいながら食べたがるし、食べます。

残さないように食べているのか、食べずにはいられないから食べているのか、身体の求める適量を超えているのではないかと思うのですが。

いやいや、夫の体重は増えていないのだから、ゲフッと食べても適量なのかもしれません。

いずれにしても、他人の腹具合はわからんものです。

ではまたー。

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