娘が、高校入学してから2週間たちました。
そして、今週のはじめ、娘は学校帰りに中学校へ行ってきた、というのです。
え?
どうしていま、中学校なの?
卒業生だから、関係者
娘自身は「中学校なんてさ」という感じで、卒業してせいせいしたッ、ってタイプです。
40代母「中学校に行った……って、だって、入れてくれるの? だいじょうぶなの?」
娘(得意そうに)「だいじょうぶ! わたしたち、OGだから!」
えええええっ?
いや、しかし、たしかに娘のいうとおりです、彼女たちは卒業生、OGです。
着ている制服は変わっても、なるほど関係者です。
で、中学校関係者である彼女たちOGがどこへ向かったかというと、職員室だそうです。
すると、やはりおなじように職員室には卒業生OGOBがいたそうです。
しかも、なかには「あなた、昨日も来てたよね」と先生にいわれたOGOBがいたのだとか。
うむー。
みんな、そんなにも、中学校にもどっていくの?
40代保護者はおどろきましたよ。
そういえば、夫がこんなことをいっていたんですよね。
40代夫「いまの時期、帰りの駅を出ると、新入生らしい高校生が『久しぶり』とかいってなんとなく集まってるんだよね」
そうかー、中学校が、元同級生がなつかしくなる、そんな季節なのかー。
いまどきはLINEですぐに連絡を取りあえるし、なかよく買い食いしながら近況報告したりするのかなァ。
先輩風、吹かせたくなる
娘がいうには、職員室へ行って、さらに部活動中の後輩たちにあってきたそうです。
そして、某OGは「ぜったい前期で合格したほうがいいよォ~」と下級生に実感を込めていったんだって。
ちなみに某OGは前期に落ちて、後期におなじ高校を受けて合格したのである。
そんな高校入試前期後期制度も、いまの3年生で終わりだったと思いますが。
ついこの3月までは、最上級生だったわけじゃん?
「おまえたち、最上級生として下級生に恥ずかしくない背中を見せろ!」みたいなノリの中学校生活だったわけですよ。
それがいきなりまた、最下級生、下っ端からのスタートですからね。
そりゃ、先輩風も吹かせたくなるわな。
そんな意味でも、新高校生は中学校にもどりたくなるのかなァ。
そんなふうに行きつ戻りつしながら、あたらしい学校、あたらしい生活に慣れていくのかなァ、と思います。
そういえばそういうものなのかなァ、とふしぎな気持ちで娘の話を聞いた40代保護者でした。
ではまたー。