そのせつは、ありがとうございました。
とても警戒心の強いあれこれで、お返事はあのようなかたちでありたいと思っているのです。
いまさらですが。
このようなまえおきで、失礼いたします。
『女子の人間関係』を読んで、なんというか、いままでの自分の???が、かなりわかった感じがしました。
わたしの発信するサインは、こんなの
つまりわたしは、化粧しないことによって、とにかく地味な印象に残らない服を着ることによって、「女子のみなさーん、わたしはあなたのライバルにならない、人畜無害な存在ですよー」とアピールしていたのだ、と思いました。
実家で料理しないっていうのも、それで、比べられたり、意見いわれたり、そういうのがイヤだから、でした。
女同士の、そういうの、イヤなんですよ、わたしは、自信ないし。
そういうレースから降りるために、捨て身で料理してこなかったんじゃないかな、わ・た・し。
一方で、だから夫方のお義姉さんは実家に来るとわざわざ手料理を作ったのかな、と思いました。
思えば、むかし、父の実家で従姉妹同士のデザート合戦みたいなの、あったな。
同い年(タメ)とわかったとたんに、ギラギラしてくるような、やたらと連帯感を求めてくるような。
会うたびに「やせてていいわねー」といってくる人、とか。
服装チェックされる、とか。
そういうのをわずらわしく感じていて、なんなんだろう、と思っていたあれこれが、そういうことか、とわかりました。
なんでそんな話をするのか、と思っていたのは、そういうことだったんだ、と20年越しに理解したり。
女性同士の言動で、わたしの頭に浮かんでいた「???」が、本を読んだらいろいろ納得できました。
女子あるある、に対する上手な対処法については、こんな高度なこと、とてもできそうにないのですが、そういうものなんだ、と知って気持ちが軽くなりました。
たぶん、わたしは「女」が低いです。
自分でいうのもなんだけど、兄3人の中で育ったせいか、いろいろにぶい。
そんなわたしに育てられた娘もまた、「女」が低いのだと思います。
それがいい、と感じる人もいただろうし、会話が合わない、と感じる人もいたのだろうなァ、といまさらながら思いあたります。
思い出深い女子
彼女はある人の秘密を話したあとで、「『くまこさん(わたし)にだけはいわないで』っていわれたんだけど」と、つけたしました。
そんなの、さいしょに聞いていたら、わたし、その秘密を聞かなかったし!
でも、その秘密を聞いたことで、わたしは彼女と親密になり、秘密を知ったうしろめたさからある人とは関わりにくくなりました。
彼女はわたしとの関係性を深めたくて、ある人の秘密をペロッとスルスルッと話していたのだなァ。
また、たしかに彼女は「敵と味方」の人でした。
最終的にわたしも敵認定されて、絶交されました。
いやー、30歳を過ぎて、絶交って言葉使うんだー、と最後まで女子っぽかったのです、彼女は。
わたしは彼女が毒舌で悪口好きで、まったくもって女子っぽいのを承知で交流をしたので、最終的にわたし自身が彼女の毒舌にさらされる結末になるのは当然のことでした。
ふっふー。
これまで、「女子、口が軽すぎだろー」「なんでそんなことを、わたしにしゃべっちゃうの?」とおどろくことが多々ありましたが、『女子の人間関係』を読んで腑に落ちました。
あと、ほめ合い、こっわー。
自分を守るって、むずかしいな。
わたしはますます女子のなかに身を置くのがこわくなってまいりましたよ、と。
ではまたー。