帰宅した子供が「今日のおやつは?」とたずねます。
さっと答えられるときもあれば、よろこばれそうなおやつがない、と思うときは答えに窮します。
わたしはときどき、高1娘よりも小5息子をかわいがっているのではないだろうか? と考えることがあるのですが。
でも、「今日のおやつは?」 とたずねられたときに、小5息子にたいしては「せんべいあるよ」と答え、高1娘には最終的に「ホットケーキ、焼こうか?」ってなるから、わたしはけっして小5息子をえこひいきしているわけじゃない、と思います。
ただ、高1娘にたいして、こびへつらってしまっている自分がいるような気持ちは、ある。
おやつのスキキライ
だいたいね、きみたち、好みがずれているから、2人そろって満足するおやつって、むずかしいのよ。
高1娘のおやつスキキライ
- チョコ系(甘いチョコ)好き
- しっとり系
- ロールケーキきらい(しっとりしていれば食べる)
- クッキー食べない(カントリーマァムっぽいのは食べる)
- スナック系のチーズ味きらい
- せんべい食べない(かっぱえびせんは食べる)
- 駄菓子っぽいのはだいたい食べられない
- ポテチは好物
小5息子のおやつスキキライ
- チョコ系(カカオ率の高いチョコ)好き
- クッキーとチョコの合体した系は食べなくなった
- スナック系のチーズ味きらい
- せんべい好き
- ナッツ好き(りすけけさん)
- クッキー好き
- ドーナツ好き
- つぶあんよりこしあん 派
- 駄菓子っぽいのはあまり好きじゃないっぽい
- ホットケーキそのままよりもカップケーキのレシピで焼くほうが好き
- これはダメ、と感じたらもう食べない
おやつじゃなくてむしろ夕食
娘は中学生になったあたりから、おやつというよりもむしろ夕食を求めているよね、と感じることが多くなりました。
しかし、娘自身は「おやつ食べたい」なわけです。
おやつから間髪入れずに夕食突入になったり、「今夜はこのホットケーキを夕食とします」宣言をすることもありました。
すごいのは、息子はともかく、娘は食べられちゃうんですよね。
でも、さいきんわかったことがあります。
高1娘はおなかが空いたから食べるのではない、おなかにすきまがあるから食べるのではないのです。
それが自分の食べたいものかどうか、なんですよ。
だから、自分の気に入らないものなら「おなかいっぱいだから」とむりして食べないし、自分の好きなものなら無理をしてでも食べるし、本気の限界まで食べるのだなァ。
夫もわりとそういうところがあります。
自分のおなかの具合ではなくて、目のまえにあるのが、好物だったり珍しいものだったりすると無理して食べる、というような。
いまどきのたべものって、そういう存在なのではないか、と思ったりした。
お米が嗜好品と聞いておどろいたのですが、食事も嗜好の問題であって、欲求ってほどじゃないのかもしれない飽食の時代ですね。
朝食べなくても、昼に食べればいいし、昼に食べなくてもおやつ食べればいいし。
キライなものは食べずに、好きなものが出てくるのを待っていればいいし。
つぎに食べられるって、信じているよ。
いや、しかし、いっぽうでは、いま食べなきゃって思うから、おなかいっぱいの限界突破まで食べるのかー。
あなたたち食べすぎ、と思いますよ。
ではまたー。