大雨が降った某日の記。

雨の日イメージ 子育て
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ある週末の大雨、大人はともかく、通学している子供たちのこととか、親の判断とか。

いろいろ思うことがありました。

というのも、高1娘は歩いて帰ってきたんですよね。

まー、いって聞くような娘ではない、という気持ちと、現場にいない自分がどう判断したらいいのか、悩みました。

ツイッターには冠水した写真がならんでしたし、娘が2時間近く歩く道すがら、どんな危険があるか、わたしにはわからなかったし。

でも、あの娘、さっさと歩き出してしまいました。

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電車止まる、バス止まる、タクシー来ない→徒歩!

本所防災館の暴風雨体験コーナー
本所防災館の暴風雨体験コーナー

スマホの機種変更をして、まっさきに入れたアプリがLINEでした。

家族間の連絡はいまLINEになっております。

大雨の日にはLINEがあってよかった、とつくづく思いました。

いや、スマホがあったからこそ、高1娘は歩いて帰る決断をしたのではないか、と思うと、ないほうがよかったかもしれない、とさえ思いました。

あの大雨の日、高1娘がLINEで連絡してきたのは、高校の最寄駅からでした。

自宅にいたわたしは、おそらく高校から駅まで歩くだけでもびしょ濡れでしょうから、「雨が弱まるまで学校待機していたほうがいい」と高1娘に伝えようとしました。

ところが、もう最寄りの駅まで来ている高1娘。

もう、止まることを考えられない状態です。

すでに電車は遅延しています。

高1娘は途中駅まで来たものの、とうとう電車が止まってしまいました。

あとはバスかタクシーしかありません。

しかし、バスも止まり、タクシーは来ません。

高1娘は歩き始めました。

どんな危険が待ちかまえているかわからんのに、君は行くのかね?

しかし、わたしには止めようがありません。

どこで冠水しているかわからないけど、気をつけて、としか伝えることができませんでした。

わたしは高1娘のために、お風呂を用意しておくことを約束して、高1娘の無謀な行動を止めることのできなかった自分のふがいなさにがっくりしました。

ただ、高1娘が歩いて帰る、といい出したのには理由があります。

高1娘は中学生のときに、友達とともにその駅から約2時間かけて帰宅したことがあったのです。

そしてグーグルマップの存在です。

大通りを歩いてくるのはわかっていましたが、それでもどこで冠水しているか、土砂崩れがあるかもしれないし、ふだんとはちがうんだよ?

わかってるの?

そんなことを考えると、ものすごく不安でした。

高1娘は制服だし、ローファーだし。

なぜ安全な場所で待つ、という考え方をしてくれないのか。

そんなことを思いながら、1人で待っていました。

まー、無事にずぶ濡れになりながら帰宅しましたけど。

おそいなーと思っていたら、途中で肉まん食べたといってましたけど。

無理もないよねぇ、どしゃぶりの中をローファーで2時間近く歩くわけだから、女子高生に肉まんは当然です。

しかも高1娘がもうすぐ家に到着する頃になって、一部の電車が動き始めたわけですが、ずぶ濡れで歩いている娘には伝えられませんでした。

ふー。

小5息子のかよう小学校の場合

小学校はね、つくづくメール連絡があってよかったな、と思いました。

まず、1、2年生の下校時間がどしゃぶりのまっただなかでした。

そこで小学校からは、1、2年生の下校はしばらく見合わせて、職員が通学路を確認したのちに下校する、とメールで連絡がありました。

その後、1、2年生は他の学年とおなじ時刻に集団下校することが決まりました。

そんな感じで、小5息子もまたどしゃぶりの中、帰ってきました。

わが家は小学校に近い場所に住んでいて、昇降口から5分とかからない距離です。

そんな近距離通学の小5息子がびっしょぬれで帰ってきた大雨。

5分でコレですから、30分かけて通学している子は輪をかけてたいへんな下校だったと思います。

しかもさー、小5息子、あんな大雨でもやっぱり長靴をはかないんですよ。

朝は雨が降っても午後に晴れれば外で体育をやるから、もうぜったいに長靴なんかはいていかないわけです。

過去記事⇒小学生は長靴をはいてくれないお年頃です。

でも、さすがにあの大雨の日は、「半分くらい長靴はいてた」といっていましたね。

あんな日に長靴をはかないなら、いったいいつ長靴をはくんだい?

まー、そんなわけで。

小5息子のかよう小学校では、暴風警報なら学校が休みになりますが、大雨警報では学校に行くことになっています。

でも、あんな大雨が降るなんて、だれが予想していたでしょうか。

来年からは規定が変わるんじゃないかなー、と淡い期待をしている40代保護者です。

まーねー、そうそうあんな大雨が降るとこはないと思うのですがー。

よく、こんなときに親の判断で、なんていうけど、子供は学校が休みならよろこんで休むけど、学校がやっているなら行かなくっちゃ、ってなると思うんですよね。

小5息子の場合、家が近いだけに、「行かなくちゃ」っていいそうな気がします。

夫の場合

夫の帰宅はおそかったので、バスは遅延しつつも走り、電車も遅延しつつ運行しておりました。

でも、高1娘の「電車止まった」「バスも止まった」「歩いて帰る」なんて発言に、他人ごとのように「ガンバレー」と返していた夫。

あなた、他人事じゃないんですよ?

たまたま運よく、帰宅時にバス、電車が動いていただけですよ?

わたしの頭の中では、夫と娘が駅で待ち合わせして、ともに帰宅難民となる姿が浮かんでいました。

高1娘ひとりよりは心強いかな、みたいな。

もっと長靴を普及させてほーしーいー

高1娘の高校なんてさ、いっそのこと、学校指定の長靴ブーツでも作って欲しいんですよ。

そうでもしなきゃ、はかないんだから。

天候にあわせた服装をする、というごくあたりまえのこととして、すり込んでいって欲しいです。

高1娘の先輩は、素足にサンダルで登校してきたそうです。←校則違反

サンダルは校則違反だけどさー、もう大雨なんだし、自分勝手にそのくらいの臨機応変な対応していいと思ったよー。

高1娘はあんな雨の日にもローファー登校よー。

小5息子は校門前に大きな水たまりがあるというのに(雨のたびに、水たまりができる場所)、「靴で行く」と愛用の黒い瞬足で登校して、「もー、ここまでッ、足首まで入ったんだよッ」とプンプンしていました。

だーかーらー、あの大雨で長靴をはかないなら、長靴いらないでしょーがーって話ですよ。

長靴をはいてきた子は、体育で走らなくていいとかー、救済措置をお願いしたい。

もういっそ「長靴のため本日の体育はお休みさせてください」と連絡帳に書いて持たせればいいのかね。

小5息子が納得してくれるかどうか、問題がありますけどね。

ではまたー。

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