高2娘の修学旅行が中止になり、その後。
せめて近場にGoToすれば? と思うじゃないですかー。
でも、高2娘のかよう高校は、目的が変わってしまうからダメ、と近場へのGoToすらも選択しなかったのです。
高校の修学旅行の目的は、災害を学ぶ目的があって関西方面に行く予定でした。
それだったら、地元の去年の災害を学びにGoToしてもよいのでは?
修学旅行の目的なんて、いくらでもこじつけて、GoToしちゃえばよいのでは?
そのように思った40代保護者ですが、修学旅行の代替案はハロウィンになりました。
高校のハロウィンが手抜きすぎて怒りを覚えるレベル
高2娘の高校のハロウィンの流れ概要
- いつもよりちょっと早めの登校をする。
- 朝自習のまえに、お菓子の交換をすませる。
- カメラマンによる集合写真撮影。
- その後、通常授業を開始。
ハロウィンを舐めとるよな?
40代保護者「ハロウィンコスプレは?」
高2娘「いらない」
40代保護者「は? なに、それ。お菓子の交換しておわり? 校長室にトリックオアトリート! しないの?」
高2娘「そんなの、しないから。授業つぶれないし。あーあ」
それさ、あからさまに写真撮るためになにかイベントしようってだけだよね?
そういえば、ここ数日、高2娘はさりげなくハロウィンをかもし出す方法について思案していました。
つまり、がっちがちのコスプレではないが、制服を着つつ、ハロウィン感をただよわせたいのです。
ですから、いってやりました。
40代保護者「そんなもん、オレンジ色のおりがみ持ってって、くしゃっと丸めて頭に貼りつけときゃいいよ! 遠目に見たらハロウィンだよ!」
そんな舐めくさったハロウィンには、それで十分だよ!
高校はただ、卒業アルバム用になんか写真が欲しいだけなんだー!
集合写真なんて、どうせ小さくてわからんから、ハロウィンカラーのオレンジを頭に乗っけておけばりっぱにハロウィンだよ!
まったくもってやる気のないハロウィンには、丸めたおりがみで十分なのです。
高2娘は大笑いしてたけど、ほーんと、そんな感じじゃない?
卒業アルバムの事情とけーざい
今年は学校行事がのきなみ中止、縮小の傾向だから、卒業アルバム用の写真が少ないのだそうです。
それにはアルバム業者さんもお困りのようすである。
考えてみれば、高2娘の修学旅行だって、開催されていればアルバム業者さんとこのカメラマンが密着撮影していたはずなのです。
それが、今年の娘の学年は修学旅行が丸ごとありません。
卒業アルバムにおける修学旅行の比率って、かなり高いですよね。
4泊5日の密着撮影で何十万(実情を知らないので適当です)というお金が動いたはずなのに、しょぼいハロウィン撮影1時間未満だと日当おいくらなのか?
なるほど、経済がくるくるしないな。
いま、景気がいいのは鬼滅関連だけ、という話があります。
わたしも以前は商品棚に鬼滅の絵柄を見るたびに、「鬼滅商売」と半ば冷ややかなまなざしを向けていましたが、いまはちがいます。
これが……、これだけが……、日本経済をまわしている、がんばれ、と応援する気持ち。
かつては、女子高生が経済をまわしているといわれた時代がありました。
バブル崩壊後のキティちゃんの頃でしょうか。
それを思えば、いま鬼滅なのだなァ。
わが家の場合は、本誌で読み終えていて、最近だと映画公開に連動した煉獄さんの読み切りをたのしみました。
夫と小6息子は、ちかごろHuluで鬼滅の刃やら呪術廻戦やら見ております。←コナンタイムとは別に
まー、そんなわけで、高2娘におりがみを持たせるわけにもいかんので、ミニ魔女帽子ピンとコウモリピンを持たせてあげました。
どちらも息子がハロウィンコスプレに使ったものです。
たいしたものではありませんが、何年もまえにこの40代母が手作りしておいたハロウィングッズが、いまふたたび日の目をあびるときが来ました。
さすがにおりがみは渡さんかったー。
ではまたー。