おかげさまで、年が明けたいまもホロスコープをながめている40代主婦なんですけど。
どういうことなの?
12月30日は、蟹座の満月だったからか?
そして、わたしはドラゴンヘッドがアンチバーテックスと合していて、2室だから、つまりはその反対は8室なんだよ。
さらに、8室、蟹座、アッ、みたいになっています。
占いを見ていくまでもなく、わたしは自分の母親には問題があると考えていて、それはなぜか、とわたしなりに考えつづけていて、最近の結論として『「毒親」の正体』を読んで。ってことで、ひと区切りつけました。
ハギオモトさんも、いろんな占いしてみても母親との相性がわるかったという話だったし。
そーいう親子関係があっても不思議じゃない、たまたま自分がそれにあたってしまった、ということで。
高2娘はみずがめ座なんだよ!
ところで、わが家の高2娘はいまをときめく水瓶座です。
そんなのは、一昨年から知っていた!
だから去年は、「これから風の時代が来るからな、それはあなたの時代だから覚悟しとけよ!」なんてことを言っていました。
じっさい、娘はわりと乗り気で、上り調子でわりとがんばっていたのですが、あまねく平等にコロナがやってきました。
中止、延期、変更のラッシュ。
高2娘が期待していた多くのことは、ことごとくそのような状況になり、いまもまた中止になりような予感のする日程が組まれております。
ただ、そうであるからこそ体験するあたらしいこともあり、そっちに関心を向けてみてもいいんじゃないの、と思うんですけど。
まー、本人次第なんで。
やってみるまでは、ぼろくっそにこき下ろしていたからね、あの娘さんは。
でも、そういう不安を口に出すことで、高2娘は高2娘なりに心の平安、バランスをとろうとしているんだなァ、と思います。
ホロスコープを作ってみた
そんなこんなで、年末に高2娘とおたがいのホロスコープをネタに6時間以上も話していたのですが。
夫は明け方に布団の中で話し声を聞いて「まだ話してんのか!?」とおどろいたそうです。
そうです、4時過ぎまで話していました。
どうかしている、どうかしているぞ。
でも、高2娘が自分のホロスコープをスマホに出して、ながめながら、いろいろ言うわけですから、わたしもそれに応えにゃいかんでしょう?
わたし自身、以前に「四柱推命にはまったー」とさわいだときにホロスコープを印刷していたから、娘にそれを見せて、わたし自身について解釈させるわけです。
自分でホロスコープを印刷したときには、10室に星が多いな、くらいに思っていたんですけど。
それが、高2娘の手にかかると、「かあちゃんはー」とアレコレ言いだすわけです。
高2娘は自分自身と、母親であるわたしを比べて、ゴチャゴチャ言います。
高2娘は自分と他人を比べるの好きだよねー。
そうやって、自分を傷つけるの好きだよねー、と思います。
高2娘のホロスコープで、おもしろいと思ったのは、太陽と月が0度だった点です。
それは、表裏のない人ってことらしい。
それは、なんか、わかる、納得した。
わたしが感動したのは、わたしが決めていた娘のテーマとして「天衣無縫」があるのですが、表裏のない裸の魂とは、まさしくそういうことではないか、と腑(ふ)に落ちました。
娘が中学生のときに「なんでこの子は、こうなのかッ。キーッ」とわたしの心がイライラしたときに、思い出したのが娘のテーマ(わたしが勝手に決めたんだけどな)「天衣無縫」でした。
だから、娘はそのようであればいい。
わたしこそが、そう望んだ娘のありさまが、こ・れ・だ。
そういう意味において、わが娘はずっとわたしを驚かせてきたし、感動させてきたのです。
そういえば、ホロスコープを語るついでに、わたしの育児についてとか、わたしの対人関係のまずさについても、高2娘に語りました。
もののついでになッ。
そういうことをしちゃう、頭のおかしい母親なんだよ、わたしは、と自覚しつつネタバレ的な感じで本音で語りました。
というのも、わたしもまた社交辞令のわからないタイプの人間だからです。
世間は社交辞令だらけで、ウソをつかなくちゃいけなくて、そういうのが苦手なわたしは頭の中が「???」でいっぱいになって、うわっつらの言葉のやりとりをしなければいけない苦痛(しかも、そのほうが円滑にすすむ人間関係でさらになる衝撃)、でわけがわからなくなります。
わたしが母親役をするのも、そんな感じで、一般的な母親がいうであろう言葉を言わなくちゃいけないタテマエを言っていました。
だって、世の中はタテマエで成り立っているから!
まー、高2娘も成長したし、年末だし、夜中だし、ホロスコープだし、星がそう言っている、くらいの感じをにおわせて、本音を語っておきました。
子育て自体はさー、おもしろかったんです。
とくに娘のときは、衝撃の連続で、ほんとうに振り回されて、わたしの想像していたクールな親子関係なんてありえない日々でした。
ただ、娘が落ち着いてきた中学時代は、娘の衝突先が内に向かっていっただけなんじゃないかと、いまにして思う。
いまも、娘は内に向かって傷ついている感があります。
占いを利用して娘をほめるしかないッ
そんな思春期のドロドロのまっただなかにいる高2娘にたいして、わたしは占いをほめる、自信を持たせるためのツールとして利用しています。
当たる当たらないじゃねぇ。
そんなのは、二の次だ。
まずは、占いのつごうのいいところだけを拾い読みして、とにかく高2娘のだだ下がりテンションを上げていくぞ。
そんな気持ちで、風の時代、水瓶座の娘をほめていきました。
すると、たいへんなことに気がついたのです。
高2娘が四柱推命の命式を調べてみたら、「なんとか貴人」が複数あるというのです。
ちなみに、産みの親であるわたくし40代母は羊刃とか咸池とか紅艶殺だらけで、貴人系ないからな。
ここぞ、とばかりに、高2娘をほめまくったのです。
そして、気がついたことがありました。
高2娘は、旧暦の元日生まれなのです。
つまりは、新年、そして新月です。
はじまりのはじまりです。
そりゃあ縁起がいいわけだ。
それが、「なんとか貴人」という特殊星に吉として出ているらしい。
と、いうことで、そこをワッショーイと持ち上げて、高2娘を盛り上げることにしました。
もうね、浅草寺だの、善光寺だので「凶のおみくじ」を出してもどーってことないくらいの強運の持ち主だから! ってことにして、高2娘を持ち上げました。
年末から、新年、そしていまも、そんなこんなでわたしは高2娘を盛り上げようとして心をくだいている! わたしなりに!
そんなとこですかね。
そもそも、占いにはまるってのは、なーんかうまくいかないこととか、納得しかねることなどがあったりして、それを自分ではどうにもならない部分に求めて、じゃーしかたないねー、と受け入れるためのツールみたいな感じじゃないかと思うんですけれども。
というか、わたしがまさしくそんな感じなんですけど。
高2娘も、そーんな感じなのかな、などと思います。
それにしても6時間トークはどーかしていると思うの。
でも、そういう時間が必要なの。
そーいう、年頃なの。
そう思って、腹くくって付き合っているのが、いまのわたくしです。
ではまたー。