ま、いっか。
そう思いつつ、中1息子にアンパンマンのスプーンを出している、アラフィフ母です。
中1息子がいうには、スプーンはともかく、フォークは大人用のフォークが大きくて、刺さりそうでこわいというのです。
そうかー、こわいのかー、だったら、しかたないよね。
たしかにフォークの歯の4本揃いは、攻撃的なかまえをしていますし。
まだ、当面はアンパンマンでいきます。
アラフィフ母にとって、不都合はありません。
うちで使うもの、そとでは使わないもの

家の中で、中学生の息子がアンパンマンのスプーンを使おうが、フォークを使おうが、ご自由にどうぞ、と。
中1息子は外ではぜったいに使わないが、家の中ではこれなのです。
愛用のアンパンマンカトラリー。
黄色い持ち手にプリントされていた絵柄はすっかり消えてしまいましたが、これ、まぎれもなくアンパンマンです。
過去記事⇒捨てられない、アンパンマンのスプーン、フォークは小5息子の愛用品です。
そういえばわたしも、長いことムーシカミーシカのみそ汁椀を使っていました。
兄とともに、高校生まで使ってたよ。
それを思えば、中1息子はまだまだだな。
過去記事⇒食器でたどる1人暮らし→2人暮らし→4人家族への道のりです。
なじんでいるものは捨てられない
割れないもの、使えるものって、手になじんじゃってるし、いつまでも使いつづけてしまうんだなー。
わたしが幼稚園以来のみそ汁椀を手放したのは、伯母の手によって捨てられたからであって、自分からさよならしたわけじゃないんですよね。
伯母が捨てなかったら、実家にいるあいだはずっと使っていただろうな。
使えるものを捨てない家だったからね。
でも、外から人がやってくると、とつぜんはずかしくなったり、指摘されて気がついたりするよね。
なじんでいるものって、そんなふうに、自分ではわからなくなってしまっている。
いっしょに暮らす家族も、気にしなくなってしまっている。
そんなものを見直す機会。
中1息子にはいつ来るのでしょうか。
中1息子がもっと大きくなって、がっしりして、モリモリ食べて。
そうしたら、変わるのではないかと思っております。
さすがに、まさか、中学生になってもそのままアンパンマンスプーンが活躍するとは思っていませんでした。
ふと、使わなくなるんでしょうね。
気がつくと、もう選ばなくなっている。
そんな日がいつか来ると思っていて、とくべつな声かけもせずに、中1息子にまかせているのですが。
いったい、いつになることやら。
ではまたー。