高3娘の大学受験にあたっては、奨学金制度を利用することにしていました。
まえまえから、高3娘にはよくいっておきましたから、5月のおわりから手続きのはじまる給付型の奨学金への申し込みが無事に終わりました。
この給付型の奨学金というのは、われわれの時代にはなくて、ですね。
すごいことだと思うんですけど。
これ、申し込めるのが、この高3の5月の下旬までとかいう話なんですね。
そしていま、奨学金制度といえばJASSO(じゃそ)です。
そして、JASSOの便利な、奨学金貸与・返還シミュレーションです。
高3娘の高校では、「まず、このシミュレーションをして奨学金が借りられるかどうかを確認してね」という話でした。
とりあえず、申し込んだらいかがですか?
給付型の奨学金というのは、つまり、返済不要なんですよ。
返さなくていい、奨学金、すごいー。
これは、親の収入と、本人の内申書を見るんですけど。
申し込める期間が5月の下旬まで、と短く、見逃したらそれきりです。
高3娘の話だと、高校で奨学金向けの説明会があって、それに参加しないとダメーといわれたとか。
書類に書き込み、ネット上のサイトにも記入し送信、となかなか面倒だったみたいですが、わが家の場合、ぜんぶ夫と娘がやってくれました。
わたしは自署するところを、いわれるがままに記入しただけです。
たぶん、どこの高校でも、5月の下旬に説明会などをして、必要な家庭は申し込んでねー、という流れだと思うんですね。
先週、書類を郵送したので、あとは結果待ちです。
親の収入と、子供の成績、ですね。
このあたりをクリアできているならば、とりあえず、申し込んでおけばいいと思います。
なぜって、給付型に関しては、この期間しか申し込めないからです。
そして、奨学金はあとでキャンセルもできるからです。
夫は奨学生だった
夫の場合は、中学生のときに父親が倒れて、寝たきりになりました。
そんなわけで、夫は大学生時代に2ヶ所からかな、奨学金を受け取っていました。
奨学金というのは、学生さんのためのものなので、利息が安いです。
だから、奨学金を借りて、そのお金を投資にまわす、なんて話までありました。
そもそも、奨学金て、学生さんしか利用できませんから、特殊ですよね。
しかも、夫の時代には、卒業後に公務員になったら、返済免除というのがあったのです。
いまはそういう制度はなくなっています。
大学の先輩に、「奨学金をぜんぶ貯金している、卒業後は教員になるから返済不要」といっている人がいておどろきました。
知っている人は知っている、そういう制度があるんですねー。いまはないけど。
そんなわけで、夫が奨学生だったこともあり、借りられるなら借りておけ、返さなくていい奨学金とはありがてぇ、と高3娘にはとにかく奨学金の申し込みをすすめていたのです。
ちなみに、夫の奨学金の返済は、わたしと結婚したあともつづいていました。
そして、当時ネットで調べたところ、前倒しでまとめて返済すると、謝礼金(という名称だったかは不明)がもらえる制度があると知り、結婚して数年後にまとめて全額返済しました。
謝礼金は10万円くらいいただけたのかな。ウロオボエ
そういうことも、知らなければ、知らないままなんですよね。
当時、インターネットの情報で得したな、っておどろきました。
奨学金の種類
夫が社会人になって、奨学金を返済している時代に、奨学金を返さない人々がたくさんいる問題がありました。
奨学金を借りて、返さずにいてもきびしい取り立てなどないから、踏み倒している人がたくさんいるとかいう話でした。
じっさい、当時の夫の会社にもいたそうです。
そんなことを、しれっといってしまうんですかね。
そんなこんなで、奨学金を借りても返せない人がいるから、給付型ができた、という経緯があったと思います。
返さないのか、返せないのか、はなから踏み倒す気でいたのか、わかりませんけど、とにかく返せない人がいます問題です。
そして、給付型の奨学金誕生です。
いまは給付型、貸与型(利子なし、利子つき、の二種)があります。
給付型>貸与型、利子なし>貸与型、利子つき
左から順番に第一希望、第二希望、って感じです。
とりあえずは、給付型をねらいます。
もちろん、これが最高にオススメではありますが、期間をのがしたら、あとにはもうないのです。
ということはですね、今年の高3生は間に合わないのです。
来年以降です。
知っているか、知っていないか、奨学金の利用をなんとなく考えているとしたら、まずは給付型をねらっとけ、と思う次第です。
ではまたー。