先日、小3息子の書道セットが届きました。
いまどき書道セットはどこで購入してもいいのですが、息子が小学校から持ちかえった申し込み封筒を利用しました。
わたしが学習参観の日に申し込み用の封筒を持ち帰るのを忘れてしまって、息子はあせっていました。
どこでも買えるんですけど、小学校で申し込んだほうが息子が安心するような気がしました。
小3の息子は、みんなといっしょがいい時期、なんですよね。
いまどきの書道セットは軽い!

5年前に娘の書道セットを買ったときもビックリしましたが、軽い。
娘のときよりも、さらに軽くなっています。
軽くなったいちばんの要因は、すずりがセラミック製になっているからです。
娘のときにはじめてセラミック製のすずりを手にして驚きました。
今回、息子の書道セットは、バッグの厚みがうすくなりました。
これはデザインのせいかもしれないのですが、娘の書道バッグはビニール製で全体がつるつるした素材です。
息子のは書道バッグはナイロン製で、イラスト部分がビニール加工されています。
書道バッグの上部は一部メッシュになっていて、通気がよろしい作りです。

ランドセルもそうですけど、子供の持ちものは軽くて丈夫なのが理想です。
書道セットは小3から使うものですから、子供たちもそれなりに小学校に慣れてきて多少持ち物が増えても大丈夫とは思いますが。
いまどきの書道基本10点セットはコレです
小3息子に購入したのは、書道バッグと基本10点セットです。

今回、感心したのは、上の写真の灰色プラスチックのなにかです。
あれは中皿に差し込んで使う筆置きです。
娘のときは、筆置きがなくて、各自洗濯バサミを持っていって、ケースにはさんだ洗濯バサミ(V字状態)に筆を乗せていました。
いまどきは便利になっています。
基本10点セットとは?
- 中皿(フタつき)
- 太筆
- 細筆
- 超軽量すずり両面
- すみ(固形)
- ぼく液
- 罫線入り下じき(フェルト)
- 文ちん
- かんたん筆まき(不織布製)
- マルチ水さし
書道バッグを買うと、中皿と半紙ファイルがついています。

半紙ファイルは、娘のときとほぼ変わらないデザインでした。

ぺローン、と。

開けると下敷きが入っていて、使うときには半紙をはさんだり、お手本をはさんだりします。
書き上げた作品をはさむのもここ。
新聞紙にはさんでから、書き上げた作品をはさむのだったかな?
半紙はすぐに折れてしまうので、かならず半紙ファイルにはさんで持たせます。
書道セットに追加して購入したもの

娘が書道セットを小学校に持っていくときに、手荷物が多くなって大変そうでした。
そこで思いついたのが、家にあまっていたショルダーベルトです。
当時はたまたま、夫が使っていないバッグのショルダーベルトが残っていました。

今回は息子のために、書道セットといっしょに肩パッドつきショルダーベルトを購入しました。
書道セットの申し込み封筒に希望品として記載されていました。
こういうものもダイソーで買えるのかもしれませんが、あとになるとめんどうですから、いっしょに買いました。
月曜日の小学生ってランドセルを背負って、水筒を肩にかけて、手さげバッグを持っています。
そこに傘、絵の具セット、書道セットなんてものがプラスされることがありまして。
まあ、先生もさすがに月曜日に荷物の多いことはわかっているので、荷物が重ならないように早めに連絡をしてくれます。
手持ちの荷物がふたつになるのは上級生でも大変ですから、肩掛けのできるショルダーベルトは助かります。
書道セットを小学校へ持っていくまえにしておくこと
名前を書く
書道セットも、もちろんすべてに名前を書きます。
書道セットは黒色のものが多く、これ、どうやって名前書くの? というものがちらほら。
今回は、下じき、筆まき、の2点についてどーしよー、となりました。

わたしは白糸で、息子の名前を縫いとりました。
こういうときは、カタカナで縫います。
検索しても、白糸で縫いとるか、白ペンで書く、くらいしか出てこなかったんですよね。

筆をほぐす
ほかにしておくことは、筆です。
新品の筆の穂先をほぐしてから、小学校へ持たせます。
今回は筆のほぐし方について、説明した紙が同封されていました。
太筆は穂先3分の2をほぐし、小筆は穂先3分の1をほぐします。

細筆は水洗いしません、って。シラナカッタ
いろいろと知ったかで生きてきた40代母です。ヒーエー
筆についていたキャップはさっさと捨てる
あと、新品の筆で大切なことは、穂先をカバーしていた透明なキャップを捨てることです。
いいですか? これ、重要です。
穂先をほぐしただけの新しい筆なら、まだ簡単に透明なキャップをつけることができます。

しかし小学生は、小学校の授業で使ったあとの筆先も、透明なキャップの中に入れようとします。
すると新品の筆が、むりやりキャップに押し込まれて、悲惨なことになるのだッ。←想像できますね?
子供は鉛筆キャップみたいな感覚で、使用済みの筆先を細いキャップにぐいぐい押しこみます。
これをやられた日にゃあ、新品の筆も初日からぼろぼろです。
子供にそうさせないために、筆先についていた透明キャップをはずしたら、かならず捨てましょう。
息子といっしょに筆の穂先をほぐしたら、そのあと、やっぱり息子がキャップをはめようとしました。ヤメテー
ペンのキャップみたいな感覚でしょうか?
筆の毛を傷める原因になりますので、はずしたキャップはさっさと捨てたほうがいいです。
書道セットについて、2人目で思うこと
なんというか、娘のときは「基本10点セットなんて、安物の寄せあつめでしょ? 筆と筆巻きはもう少し高くてもいいから、いいものを用意しよう」などと思いましてぇー。
あえてちょっと高い筆を買ってみたりもしましたがぁー。
そういうこと、考えないほうがいいよ、と思った息子の書道セット。
息子にはまるっと基本10点セットを買いました。
結局、娘の書道の筆にたいするあつかいを見ていたら、わざわざ高い筆などいらぬ。ムダムダムダ
ということがわかりました。
それから、みんなとおなじがわかりやすくていいんだ、と。フー
罫線入りの下敷きなんて邪道、と思っていたナニサマ40代母です。
いや、もう、いまの筆巻きなんて不織布製よ?
安物とかどうとか、もう、別次元なのだ。
超軽量すずりは約120gだというし。
小学生が小学校で持ちやすい使いやすいものがいいのじゃろうて。
いやはやなんとも基本10点セットで十分です。
必要なら、のちのち買いなおすこともできますし。
ではまたー。