わたしたち夫婦は、結婚してから2回引っ越しました。
1K→2DK→3DK
あきらかに広さを求めた引っ越しです。
だって、いまや、家族は2倍になってますからね。
2人→4人
荷物だって、2倍になっていてもおかしくない。
引っ越しはいいね。引っ越しはものを減らしてくれる。シンプルライフへと駆りたてる捨て活の極みだよ。
そんなわけで、いまのアパートに引っ越すとき、捨てたものもありました。
でもね、おぼえています。
かつて、1K→2DK→3DKと、2回引っ越ししているあいだにも、捨てることのできなかった、からっぽの箱があったということを……。
義母の言葉をまじめに守る夫
夫は、からっぽのダンボール箱を捨てられなかったのです。
というのも、実家から送られてくる米や野菜の入っていたダンボール箱を、「また、つかうからとっておいて」と実家からいわれて、まじめに取っておいたのです。
押入れのダンボール箱を捨てたのは、2013年の絶賛捨て活中のときでした。
わたしが夫に「押入れにたまっている、空のダンボール箱を捨てさせてほしい」とお願いしました。
夫は、そのとき、「でも、だって……」と、実家からいわれていることを、くり返しました。
でも、でも、だって、わたしには必殺のひとことがあったのです。
「ダンボール箱にはGがひそんでいるらしいよ」
虫ぎらいの夫に、このひとことは効いた。
あっさりと捨てる許可がおりました。
中身を出したら箱は捨てる習慣
その後は、実家から送られてくる米や野菜の入ったダンボール箱は、中身を取り出したあと、すぐに捨てるようになりました。
あたりまえのことが、やっとできるようになったのです。
いま考えてみると、押入れのなかにダンボール箱を取っておくなんて、よく続けていたものです。
夫の実家みたいに、大きな物置がある家ならともかく、アパート暮らしですから。
いまは、あいたスペースがあっても、空のダンボール箱を5~6個も置いておきたくないです。
箱はいらない、中身が大事。
田舎からのお野菜、おいしくいただいています。
ではまたー。