いま中1の娘が、幼稚園に入園するときには、いろいろと布バッグを手作りしました。
通園バッグやきんちゃく袋には、裏地をつけると汚れが落ちやすい、と聞いて、コップ入れ用の小さなきんちゃく袋にまで、裏地をつけたのです。
幼稚園の年少から使いはじめたコップ入れやうわばき入れは、小学校卒業まで使いました。
娘のときは、名前を消しゴムはんこで作りまして、布テープに押して、いろいろなものに縫いつけたのです。
アイロン付けの布テープもありますが、だんだんとはがれてきて、けっきょく縫ってました。
いま思うと、めんどうなことをひとつひとつ仕上げていたんですよね。
すごく思い入れがあるような気がしてきて、われながらコワイ。
娘に手作りした布バッグの類が山ほど
ほんとうに布の山です。
よくぞ、こんなに縫ったな、と思います。
長いものでは9年も使っています。
わたしは布が好きです。
捨て活のとき、思い知ったのは、わたしは子供を理由に買い物をしていたということでした。
よく、ハギレを買っていました。
そして、捨てた捨てたッ。
未完成のもの、使うあてのない布、使い道のない布、たくさん捨てました。
もう買う気にならんよね。
でも、値段によっては買いたくなってしまうのが、わたしにとっての布です。
だって、くさらないし。
思うにわたしは、手芸の得意なママっぽいなにか、になりたかったみたいです。
子供にたのまれると、はいはいっていって、ミシンでカタカタカタッと縫っちゃうような。
そういう手芸の得意なママっぽいなにかです。
まー、もういいかな。
以前だったら、ヒモをはずして取っておいたかもしれないのですが、もう、娘にきんちゃく袋は縫わないだろうし。
赤いヒモは、さすがに息子には使えません。
防災頭巾カバーも、中学校では使わないので捨て……、ですね。
捨てます、と言いきらないと未練がましく、保管してしまいそうな気がします。
自分が作ったものだからでしょうか?
娘が9年間も使ってくれたものだから?
手作りの布バッグって、思い出の品ジャンルですね。
娘は手作り布バッグがあたりまえと思っているみたい
つぎにつくるのは、トートバッグの予定です。
なぜか、娘には布のバッグを買うという考えがないみたいです。
ダイソーにだって売っているのだが……。
布バッグはわたしが作るものだと思っているっぽい。
あたらしいものを持たせて、古いのは捨て活。
ではまたー。