お母さんは心配性、ってことです。
娘によくいい聞かせた、ネットの向こう側にいるオッサンに関する注意事項
娘がパソコンでゲームをするようになり、よくいい聞かせたこと。
似たようなことは娘が3DSですれちがいを使うときにも話した気がします。
いい? ゲームのチャットで、相手に何歳? って聞かれたとするよね。11歳って答えたとして、相手が「あたしも11歳。小5だよ」っていったとしましょう。だけどね、それ、中身、オッサンだから。すっごく、話がはずんで、おもしろい話相手だとしても、それ、中身はオッサンだからね。相手が写真画像を見せて、「これ、あたし」っていったとするでしょ。そんな写真、ネットにはいっくらでもころがってるから。そのなかから、てきとうにえらんで、つかってるだけだからね。中身、オッサンだからねッ。
娘は笑ってましたけど。
なにがこわいって、そのオッサン、なぜか思春期の女の子の心をつかむ言葉とか、不安をあおりたてる言葉を使いやがるのよ。
オッサンはそういうのが、上手なの。
子供のためを思って母親がいってるきびしい言葉よりも、そんな中身オッサンのやさしい言葉のほうが、娘の心の琴線に触れたりする。
そんなこと思ってしまうと、どばーっと涙出そうになるわけです。母は。
でも、ネットだけじゃなくて、現実でも、もう娘はひとりで行動するのだし、自分で考えて判断しなきゃいけないのだし、そうっと船出させるような、気をつけてね、とか、そんな、ありきたりな言葉をかけることしかできないの。母は。
娘が怒りモードになっているときは、なにいっても聞かないけど、落ちついたとき、心おだやかなときに、なんどもくり返していいつづけるしかない。
その一方で、こんなに「中身はオッサン」とくり返していたら、娘は人間不信になるのじゃないだろうか、という気もしてくるのでした。
でもやっぱり、ネットの向こう側にいるのは、中身はオッサン(という得体の知れない何者か)なんだよ、おぼえておけー、って伝えつづけますね。
それを頭のかたすみに入れておいて欲しいんだ。
ではまたー。