夫が携帯電話をなくしてから、10日をすぎました。
夫はバスの中で落とした、といっていたけれど、バス会社からはいまだ連絡がありません。
交番にも届け出たそうですが、やはり携帯電話が見つかったという連絡はないのです。
夫の携帯電話は電池カバーがよくはずれて、あるときとうとう見つからず、忘れたころにアパートの駐車場で見つかりました。
駐車場で見つかった電池カバーは、ひび割れて、ぼろぼろで、それでも夫はテープを使ってそのカバーを本体に貼りつけて、携帯電話を使っていました。
どうかと思いますよね?
夫が紛失した携帯電話に、妻は不満を持っていた
わたしにはなぜそんなにぼろぼろになった、見た目のわるい携帯電話を使うのか、わかりませんでした。
買い替えてほしいと思っていました。
でも、夫は自分の退職と転職による収入の激減を気にしている(と妻は思う)ので、お金を使いたくないのだろう(と妻は思う)。
そんなわけで、お金のことを話題にしたくない夫婦は、テープの巻かれた携帯電話について見て見ぬふりをしていた、ような気がします。
もう、ぜったいに連絡しない相手の連絡先なんていらないんだよー
それと、わたしがずっと気にしていたのは、夫の携帯電話の中身です。
もう二度と連絡し合うことのない、まえの職場の人間関係がそのまま入っていたのです。ウワー
ちなみに、年賀状は捨て活できました。
「気まずいからこちらから出さないでおくのが礼儀だよ」とわたしがいったので、夫は退職後の2度目の年賀状は出しませんでした。
いま、わが家の年賀状は子供のもの以外は、去年分しか保存していません。
毎年、住所録を印刷してチェックしています。
そんなわけで、もうこのさき、ぜったいに連絡を取りあわない人々だとわかっている以前の職場の人間関係がまるまる残った携帯電話が、妻は気に入らなかったわけなのです。
だからといって、わたしが携帯電話を隠したわけじゃないですけどッ。
それがね、今回、強制的にすっぱりぜんぶなくなったわけね。
つくづく、思いました。
もうこれは「変わりなさいってことだよ」って夫にもいいました。
生活、考え、変えていいってことだよ。
夫は強制的に捨て活されとるんではないか、って。
さいきん、そんなふうに思うんですね。
ものすごい変化の波が、ビッグウェーブがきているッ。
ここで変わらなきゃ、あとどうするって感じです。
一見マイナスに見えることがプラスになる。
わたしもよい方向へ後押ししようって思って、がんばっています。イマスヨー
ではまたー。