からっぽの棚を持つというのは、ある意味ぜいたくではないだろうか。
ましてや、子供のいる家においては。
わが家における、からっぽの戸棚は、たったひとつだけキッチンにあります。
耐震収納という、よくばりな地震対策グッズとしての戸棚
なぜ、その戸棚がからっぽなのかといったら、場所に問題がありました。
そう、その戸棚というのは、食器棚の上に取りつけた転倒防止用の戸棚だからです。
地震時に大きな家具の転倒を防止してくれて、なおかつ戸棚による収納機能までついているとは、なんたるすばらしき地震対策グッズなのでしょう。
はい、生協で買いました。
とても、実用的な地震対策グッズだと思います。
わが家のキッチンにおける大型家具、食器棚の転倒をふせいでくれるというのですから。
しかも、戸棚です。
いや、じっさいのところ、186cmの夫がなにか入れておくとかなんとかいっていた気がしますが、もはやからっぽです。
なんにも入れてないです。
存在自体忘れられている戸棚、それがわが家でゆいいつのからっぽの戸棚です。
もしかすると、小2の息子にいたっては、その存在を知らないかもしれない。見たことないかもしれない。イヤマサカ
そんな戸棚です。
捨て活してからっぽになりました、というわけでもなく、さいしょから収納場所として眼中になかった戸棚です。
むしろ、ヘソクリに向いていますね。
あそこに置いたらぜったい忘れてしまう。
イスを使わなければとどかない場所なんて、150cmのわたしにしてみたら、収納場所として認められないわけです。
手のとどかぬ場所、だからこそ広がるなにもない夢のような空間、からっぽの戸棚。
捨て活、シンプルライフ、ミニマリスト的な。
だれにも踏み荒らされていない処女地のごとき未開の地。
ということで、これからもここはからっぽの予定です。
優雅な空間を頭上に持ち、生活していきますよー。
ではまたー。