この夏、はじめて地元の花火大会に行ってきました。
この地に暮らして、はや10数年、たぶん地元の人ならみんな行っていると思う、大規模な花火大会です。
いまにして思うと、どうして子供が生まれるまえに行っておかなかったのかなー、という花火大会です。
子供連れに人混みはきびしいよね、と思って、いままで行ったことがありませんでした。
でも今年は、娘が中1、息子が小2になり、夜おそい帰りでも、まあ、いいかな、と。
花火大会に持っていくと便利なものリスト
4人家族が電車で、できるかぎり荷物は持ちたくない、と思いつつ持っていったのがこれです。
- レジャーシート、新聞紙、フリースのひざかけ
- 養生テープ
- ティッシュ、ウェットティッシュ
- 凍った飲みもの、水筒
- お菓子
- 食べもの
- 虫刺され薬(虫よけグッズがなかったので)
- レインコート、折りたたみ傘
- SUICA
もちろん、花火大会の会場では、イスやテントをつかっている人々もいました。
わが家では、電車、バスをつかっての移動ですので、持ちものは最低限です。
わたしと夫がリュックを背負って、これらの荷物を持ちました。
娘は個人の荷物と水筒、息子は水筒だけです。
終わってみると、奇跡的に会場でのトイレ利用がありませんでした。
子供(の、ぼうこう)が大きくなっていてよかったですー。
レジャーシート、新聞紙、フリースのひざかけ
わが家の本気のレジャーシートは、大きすぎるのでひんしゅくかもー、と小ぶりのを1枚だけ持ち、足りない分は新聞紙2日分でしのぎました。
フリースのひざかけは座布団がわりに使用しました。
見に行った花火大会の自由席スペースは、駐車場(アスファルト)を利用していたので、クッションかなにかがないとつらい、という情報がありました。
養生テープ
レジャーシートを止めるための養生テープです。
いや、これ、じつはわすれて、持っていかなかったのです。
はやめに会場にいって、場所とりをしている人には必須アイテムだと思いました。
その花火大会では、駐車場を自由席スペースにしていたため、養生テープでレジャーシートをアスファルトにはりつけることができたのです。
突風も考えられるので、レジャーシートをおさえるためには持っていると便利です。
飲みもの、食べもの
花火会場の出店について、あらかじめわかっていなくて、もっと出店があると思っていたのです。
ただ、買いに行くのがたいへんだから、食べものを持っていく方がいいという情報を事前に見ていました。
そこで、行きがけにスーパーでお惣菜を買ったり、冷凍の枝豆や冷やしきゅうりをつくって持っていきました。
結論として、食べものも飲みものも買っていってよかったです。
場所も遠いし、値段も高いので。
それでも夏の夜ですから、飲みものは買い足しました。
たまたまスーパーの出店があり、ふつうの値段で買えました。
夫いわく、現地価格はジュース200円だったそうです。
途中のコンビニが混んでいたのも納得でした。
虫よけ対策
家に、虫よけスプレーなどがなかったので、虫刺されの薬を持っていきました。
まったく刺されることなく帰宅しましたが、夏ですし、虫対策はしたほうがいいです。
レインコート、折りたたみ傘
以前、ゲリラ豪雨で花火大会が中止になるニュースを見ていたので、念のために持っていきました。
レインコート、ウィンドブレーカーなどを家族の人数分、折りたたみ傘をふたつです。
じっさい花火大会では日が暮れてから、空に雲がかかって、まさか、と不安になりました。
天気の急変がおこることもありますから、雨具の用意は必要です。
花火大会の会場で見た、なるほどーな持ちもの
本気でお酒を持っていくなら、キャスター付きのトランクケース
お酒を持っていくなら、キャスター付きのトランクケースが便利です。
というのも、ななめ後ろの家族(大人4人)がトランクケースを持っていて、そこからつぎつぎと冷えた飲みものを出していたんですよー。
クーラーボックスを持っている人も多かったのですが、大人が思うぞんぶんお酒を飲むならこれだな、と思ったのがキャスター付きトランクケースでした。
浴衣を着ているなら、レジャーシートは大きめがおすすめ
わが家では、だれも浴衣を着ませんでした。
でも、花火大会の会場では浴衣姿の人が多かったです。
そして、われわれ4人家族のななめ前に、浴衣を着た女性3人がやってきました。
浴衣姿の女性3人は、レジャーシートを1枚ひろげましたが、小さすぎてうまく座れないのです。
2、3人用のレジャーシートだと、横一列にならんで座りたくても、長さが足りないんですよねー。
荷物はじかに置くとしても、おしりはレジャーシートに乗せたいッ。
ごはん対策ににぎりめし
これ、ぜったい必要だったなー、と思ったのがおにぎりです。
ごはん的なものがないとつらかった花火大会、次回は持っていこうと思いました。
パックのお寿司を買っていたのですが、娘は食べられないので、お惣菜の唐揚ばかり食べて「白いごはん食べたい……」と。
いや、だって、まさか、ここまで出店で食べられないとは思わなかったし!
飲みものとやきそばともちもちポテトばっかりだった、と会場で買い出しに行った夫(と娘)がいっていました。
さがせば、もっとあったのかもしれないけれど、広い会場のなかをぜんぶ見てまわれないですよね。
で、娘は食べたいものがなかったので、飲みものだけ買ったのです。
花火大会の種類にもよると思いますが、あるていどの食べものと飲みものは自分で用意したほうがいい、と思い知ったはじめての花火大会でした。
子供と行く花火大会は早めに切りあげて帰る
これは事前に夫と話していたことですが、帰りの電車が激混みになるから、さいごまで花火を見ずに席を立とうって決めていました。
息子はかなりのブーイング。
夫もさいしょは「さいごまで見たい」などといっていたのですよね。
でも、早めにきりあげて大正解でした。
わたしたちが席を立ったのは、終了時間の30分すぎです。
もうそのころには、ぽろぽろと立ちあがる人の姿が見えました。
で、わたしたち4人も荷物を片づけて、花火を背に、見物客のあいだをぬって出口に向かってみると……、もう出口が混んでいるッ。
もう出口では、ゆるやかに混みはじめていたのです。ヒェェエ
花火会場の最寄駅までの、交通規制された道路を歩いていると、帰る人の多いこと多いこと。
夫が会社の同僚から聞いた話では「さいごまで花火大会を見ていたら、帰りの電車は3時間待ちになる」とのことでした。
さすがに子供連れで3時間待ちはムーリー、と途中で退座しましたが、正解でした。大正解。
大きな音が聞こえるたびに、うしろ髪ひかれる思いでしたが、いや、帰ってよかったです。
今回、行きは会場の最寄駅で降りましたが、帰りは駅前からバスに乗ってべつの駅まで移動しました。
行きはともかく、帰りのルートはいくつか候補を考えておくほうがいいです。
さすがにもう、だっこはないと思いたいですが、「もう歩けない」といわれるんじゃないかとひやひやしました。
バスを1台見送って座ることを優先したら、さらに電車でも座れて、帰りのつらさが半減してよかったです。
ではまたー。