約2週間ぶりに小2の息子が、子供ルーム(学童保育)に行ってきました。
そして持ち帰ってきたおたよりが「アタマジラミのお知らせ」でした。ウワー
しかし、読みなおしても、息子のかよう子供ルームでのアタマジラミ発生については書かれてませんでした。
もしかすると、べつの子供ルームでのアタマジラミ発生をうけてのおたより配布なのかもしれません。ウーム
そういえば、お昼寝用のバスタオルを持ち帰る指導をされていないから、今回は注意喚起なのかも、です。
アタマジラミは集団生活においてはよくあるある

シラミは不潔の代名詞!!
そんな話は、戦後の混乱期のこと。
いまは集団生活でふつうに接触感染いたします。
てなことが、子供ルームのおたよりにも書いてあるんですね。
じつは、息子がかよっていた保育園でも、息子が年長の冬に、アタマジラミ発生のお知らせがあったのです。
でも、そのときは、発生源がとなりのクラスであることだけ、お知らせいただきました。
しかし、その後、息子のクラスにも発生し、お昼寝どきにつかうタオルケットの毎日持ち帰り(熱湯にひたすか、高熱のアイロンで駆除という指導)を2週間くらいつづけました。
アタマジラミはいまもどこかに存在するッ
保育園でアタマジラミが発生したとき、美容院におおつとめの保護者ママから、いまどきのアタマジラミ事情を聞いたことがあります。
美容院にはたまーに、アタマジラミ持ちのお客さまがいらっしゃることがあるのだそうです。
もちろん、お客さまご本人は気がついていらっしゃらない、と。
でも見ればすぐにわかるので、そういうお客さまには「申し訳ないのですが……」と席をはずしていただいて、ほかの人にわからないように、アタマジラミがいること、皮膚科に行ったほうがよいことをお伝えするのだとか。
見てすぐわかるくらいのアタマジラミって、かなりぎっちり、ウワァアアってくらい白いものが見えるそうです。
んー、さいきん、息子本人にまかせていたシャンプーでしたが、大人の手で洗ってあげるようにしましょう。
アタマジラミが髪の毛についていたときつかうもの
アタマジラミが発生したとき、皮膚科に行っても、処方されるのはスミスリンL シャンプーという、シラミ駆除薬品なのだそうです。

だから皮膚科に行かずにシャンプーだけ買って駆除した、という話を聞いたこともあります。
でも、子供がかゆがって頭皮をかきこわしていたり、相談したいことがあったり、不安だったりしたときには、やっぱり病院へ行ったほうが安心です。
それから、アタマジラミの卵駆除専用の目のこまかいクシ(ニットピッカー フリーコーム)も売られています。

また、スミスリンシャンプーは成虫を駆除するだけです。
アタマジラミの卵の駆除は、髪の毛を切るか(5mm未満にしておけば産卵できないって、現実的に無理っぽくないですか、丸坊主推奨って)、シラミ駆除専用の目の細いクシでしごいて取りのぞきます。

アタマジラミについて
アタマジラミとはなんぞや、というところから。
- 人間の頭髪のなかに生息し、皮膚から血を吸う。
- 体長はオス2mm、メス3mm。
- 卵の期間は約7日間、幼虫の期間は約10日間、成虫の寿命は約30日。
- 頭髪1本に数個産卵する。
- 成虫が一生のあいだに産卵する卵の数は約300個。
- 人の身体からはなれると3日(72時間)ていどしか生きられない。
- 卵は0.4mmの乳白色で、髪の毛につよく固定されている。
- 高温・乾燥に弱い。
- 60度以上の熱で死滅する。
アタマジラミ駆除の情報として、覚えておくべきは「人の身体からはなれると3日(72時間)ていどしか生きられない。」「60度以上の熱で死滅する。」あたりでしょうか。
アタマジラミの弱点は高温
アタマジラミの弱点として、高温があげられています。
実際にアタマジラミが発生したとき、保育園からは、寝具や服を60度以上の熱湯につけることを指導されました。
しかしですね、これを毎日、兄弟がいたら兄弟分をぜんぶですよ。
しかも、もし家族にうつっていたら、家族分ぜんぶッ。
そんなときにおすすめなのが、乾燥機です。
アタマジラミは、高温・乾燥した環境に弱い性質があります。60度以上の温風乾燥機にかけると(30分以上)、リネン類についているシラミは、生存できません。
引用元:ふたばクリニック>コラム(現代社会に適応しやすい病原体:アタマジラミ感染症)
アタマジラミについて、くわしく書かれています。
上に引用した、ふたばクリニックさんのコラムのさいごでは、薬剤の使用に関するためらいにたいして、取り残しのない駆除をおすすめしています。アー
虫の駆除って、けっきょく頭に殺虫剤ってことなんですよねーって思ったら、対象はおもに子供でしょ、やだなー、と思ってしまったのです。わたしもー。
でも、そういう40代主婦の心を見透かすかのように、コラムには、薬剤によるしっかりした対処の必要性が書いてあるのでした。
アタマジラミが発生したといわれたら、子供の頭をよく確認
アタマジラミの発生は、子供の集団生活においては、おこりうることです。あるあるです。
今回の子供ルームからのお知らせには、子供の頭を確認してほしいこと、もしも発生していた場合には知らせて欲しい、と書いてありました。
さいしょって、ほんの1匹とか2匹らしいです。
(と、保育園で自分の娘の頭にアタマジラミを見つけた保護者ママがいっていました。1匹見つかったとたんに姉妹もろとも、クラスのみんなとはべつのホールでお昼寝させられたそうです)
1、2匹の成虫だったら、毎日のシャンプーで流されていくかもしれません。
でも、卵を産みつけられたら(髪の毛に産みつけられた卵はふつうのブラッシングではとれません)、すっごいいきおいで増えていきます、どう考えても。
なので、さいしょの頭髪チェックがたいせつです。
保育園で指導されたのは、耳のうしろのあたりでした。
そこに多いのだそうです。
洗いにくい場所だからかもしれません。
しばらくのあいだ、息子の頭は要チェックです。
今回、子供ルームの先生も、子供たちにアタマジラミについてお話してくれたそうです。
保育園のときは、子供たちには知らせなかったので、息子は今回がはじめてのアタマジラミ騒動です。
やっぱり丸坊主はいやなんだって。だよね。
ではまたー。