先日、小2の息子が子供ルーム(学童保育)から、「アタマジラミ」に関するお手紙を持ち帰りました。
その手紙を読んだだけでは、「アタマジラミ」に気をつけましょう、というだけの、ちょっと他人事っぽいおしらせだったのです。
ところがどっこい。
週末、子供ルームの帰り道に、息子がとんでもないことをいい出しました。
「おなじグループに、アタマジラミのいる子が3人いたんだよ。ぼくはいなかったんだけどね」
「エッ」(ルームの先生、来週くるかもしれない台風についての話はしたけど、アタマジラミについては、ひとっこともいわなかったよ、おいおいおーい)
アタマジラミ率75%のグループってことかッ

息子にくわしく聞いてみたところ、その日の、息子のグループの出席者は4人。
4人中、アタマジラミの有卵者3人。
無事なのは息子1人。
息子はほんとうに、無事なのだろうか……。
いささか不安になってまいりました、40代主婦です。
アタマジラミはやっぱり学童内に発生していた
息子から聞いた話では、アタマジラミが見つかった3人は、お昼寝をみんなから離れた場所でしたそうです。
3人のうち、1人はアタマジラミ駆除のシャンプー(スミスリン シャンプープレミアム(80mL))をつかっている子だったといいます。
と、いうことは。
やっぱり、息子のかよってる子供ルームで、アタマジラミ発生してるじゃーん!
このあいだの「アタマジラミのおしらせ」に、子供ルーム内で発生している事実をはっきりと書いておいてくださいよぉー。

いやー、これ、保育園でアタマジラミ騒動の経験がなかったら、わたしは他人事みたいに考えていたかもしれないです。
アタマジラミについて知らなかったら、この数日間、まじめに息子の頭髪チェックをしなかったかもしれません。
むむむ。
あっぶなかったー、というか、あっぶない。
現時点の息子、あぶない。
週末だったので、お昼寝用のバスタオルを持ち帰ってきて、ちょうどよかったです。
アタマジラミは熱に弱いので、バスタオルは熱湯60度以上につけ置きか、高熱のアイロンをつかいます。
夏休みがおわって、小学校がはじまれば、子供ルームにお昼寝タイムはありません。
お昼寝でアタマジラミがうつる危険はなくなります。
ひきつづき、息子の頭髪チェックをしていかないとー。
アタマジラミの見つかる場所として、よくいわれているのが、耳のうしろ、えりあしです。
前日より熱心に息子の髪の毛をチェックしていきました。
いまのところ、見つかってないんだけどなぁ。
戦々恐々とはこのことかよ、と思いながらの頭髪チェックでした。
アタマジラミ対策の正しい知識をもつ
かつて、息子のかよう保育園でアタマジラミが発生した話を聞いたときは、いまどきアタマジラミ? とおどろきました。
アタマジラミって、不潔、不衛生だから、発生するのだと思っていました。
でも先進国のばあいは、不衛生な環境とは関係なく広まっているのだそうです。
知らない、無関心、ということが、知らないうちにアタマジラミの感染を広めている可能性もあります。
アタマジラミのおたよりがきたら、他人事じゃないってことです。
東京都福祉保健局のサイト→アタマジラミ対策パンフレット等
近年、都内の保健所などにおいて、アタマジラミに関する相談が増えています。その中には、「アタマジラミから病気がうつる」や「アタマジラミ=不潔である」などの誤解から生じる問い合わせも見られます。アタマジラミの駆除は、施設の職員や保護者が正しい知識を持ち、協力して一斉に対策を行えば、被害を広めることなく、短期間で解決できます。
正しい知識で、協力して対策~。
いかに感染を広めないようにして解決するか、ということですねー。
アタマジラミ=不潔ではない、恥ずかしいことではないですよ、ということで。
中村江里子 パリからあなたへ→まさか「シラミ」と格闘することになるとは
フランス語でシラミは「Poux(プー)」だそうです。
それと、上の記事中には「ラベンダーエッセンスが予防になる」と書いてありました。
予防についての情報って、はじめて見ました。
そっか、中村江里子さんのお宅でもアタマジラミの駆除をしたのね、と思えば、こりゃ不可抗力だ、と思えるんではないですかね。
ではまたー。