先日、あたらしい白い皿を購入して、忘れずにしておきたかったのが、皿の煮込み。
料理名ではありません。
陶器はつかい始めるまえに、器を煮ましょう、といわれています。
というのも、土からつくられた陶器には、吸水性があるから、汁気やにおいがしみ込んでしまうのです。
器に汁気や香りが染みついてしまうと、器の色合いがわるくなったり、器そのものににおいがついてしまいます。クンカクンカ
そういえば土鍋のつかい始めに、米のとぎ汁を入れて煮たてたことを思い出しました。
土鍋のばあいは、さいしょにおかゆをつくる(目止め)と説明書に書いてあった気がします。
もう捨て活してしまいましたけどね。
陶器をつかい始めるまえにすること
今回は米のとぎ汁を用意しました。
だいたい以下の手順で、コトコトとお皿を煮込んでみました。
- 大きめのナベに、あたらしい器と米のとぎ汁を入れます。
- 米のとぎ汁は、器がかぶるくらいが目安です。
- ナベを中火にかけます。
- 沸騰してあわが見えてきたら弱火にして、10分から15分くらいコトコト煮ます。
- 火を止めて、そのまま冷まします。
- 冷めたらナベから器を取り出して乾かします。
米のとぎ汁がなかったら、お米をひとつまみ入れて煮ます。
わが家のばあい、精米するときに無洗米にしているから、米のとぎ汁がうすかったです。
しかも、思ったよりも、米のとぎ汁の量が少なかったから、水増ししてつかいました。
コトコト。
たいせつにつかいたいから、ひと手間かける
ごくふつうの、毎日つかうもの。
ふだんづかいの、けして特別ではないもの。
そういうものに、ひと手間かけます。
自分の暮らしをたいせつにする、ってそういうことから。
というような、気分でコトコト。
なんということのない日常ですが、ていねいに。
ではまたー。