娘はこの春から中学生です。
娘に個室を与えるとき、わたしは「もうおねえさんになるんだから」といういいかたをして、娘にいろいろなものを手ばなすように伝えました。
そのときは、やっぱり、できませんでしたけど。
おねえさんになるって、どういうことだー。
娘には、わからなかったと思います。
わたしだって、よくわからない。
でも、もう、娘はぐいぐい成長していきました。
おねえさんになったのです。たぶん。
娘の子供時代をいつまでもとっておきたいよ
空き箱におりがみをセロハンテープで貼っていきます。
6面ぜんぶに貼ります。
おりがみを貼った上ににペンでお絵かきします。
たからもの、です。
宝船の絵が描いてあります。
ウインクはやじるしみたいな目で表現します。
こんなのがッ、こんなのが描いてあったら、捨てにくいじゃないですかー。
たからものとは?
たからものの中身です。
おりがみとスーパーボール。
いや、ただのおりがみではない。
なんと、会員カードでした。
シェリーメイ。
ジンベイザメ。
コリラックマ。
ばんけん(ミーク)とミニリラックマ。
くまごっこ、くま世界におけるランキング
なんと、ランキング表。
こんなランク付けがされていたとは。
あしくま、というのは、息子のレッグウォーマーのことで、くまの顔がついているのです。
あしくまがAとBとでランクがちがうって、どういうことなのか。
なぞのおおい、くま世界のランキング表。
極秘情報だな。
子供の手づくり、子供の手書き
こうしたものをながめていると、子供のものってつくづく捨てにくいです。
いまの娘にたのんでも、書いてくれそうにないくま世界のランク表。
その年齢、その時期、その一瞬のもの。
そんなふうに考えてしまうと、なにもかもがいとおしい、ってなって捨てられなくなってしまうわけですけれどもー。
そういうわけにもいかないので、捨てました。
せめてもの、写真。パシャリ
思い出につながっているもの、それを見ただけで、当時のことがバァアアアーッと思い浮かんでくるもの。
そういう意味で、写真てすごいですね。
当時のものをそのまま、パシャリ。
映像を見て、いっきに思い出すって。
写真に残す気持ち、わかります。
それでもすべては残せないわけですがー。
忘れてもいいから忘れるものがあるのだ、と。
ではまたー。