今回の授業参観はいつもとちがいました。
なぜって、アレッ? 授業参観のプリントがない、なくしちゃったみたい。
そして感じる娘の冷たい視線。ヤッベー
そんなわけで、えーと、いろいろ逆算して、ぜったいに授業参観の時間にまにあう時間に家を出ました。
到着したのは、授業参観の5限目がはじまる30分前。
その時間にはPTA主催の制服バザーがあるから、その時間にやってくれば授業参観にまにあうってわかっていました。
授業参観の日に早く到着したぼっち保護者の行動
そう、わたしは1人ぼっちの保護者。
気がつけば、あっちでもこっちでも保護者同士があいさつをしています。
わたしは壁の花。(という表現を使って見たくて使ってみたけど、わたしのような40代主婦を自ら花にたとえるというおこがましさに震えおののくのでありました。ヒィー)
もうね、受付で手渡されたプリントの裏表、本日の予定とか、授業内容とか、校舎図を10分以上見続けているわけなんですよ。
もう、行くべき教室も順路もわかってんの、方向音痴のわたしですら、校舎図をさかさまに見て確認とれてるの。
たまにスマホで時間確認してるの。
でも、この30分がめちゃくちゃ長くて、あてにしてた制服バザーも、購入しようかと思っていたハーフパンツ類はなくて、ぜんぜん時間つぶしにもならなかったの。
そのうち、休み時間になって、生徒がやってきて、ウワッこんなぼっちな母親の姿を娘に見られたら気っまずーい、とかなんとか思っちゃってるの。
もう、ほんと、かんべんしてくださいよ。
いや、わたしのほかにもぼっち保護者さんはいたの。
でもね、つぎつぎと、「あッ」みたいな感じで、明るい顔を見せたかと思うと昇降口のほうへいって、知り合いの保護者とごあいさつをはじめちゃってるの、なんなの。
というわけで、知り合いなんていないぼっち保護者は、むしろ昇降口に背を向けて立っていました。
いやいや、わたしにも顔くらい知っている保護者さんはいます。
あいさつをする間柄の保護者さんだっています。
でも、比重がちがうんですよ。
わたしとお話をしているあいだにも、わたし以上の間柄のご関係にある保護者さんがいらっしゃると「あッ、いたいた」って感じで、わたし、振られてしまうのでー。フヘヘヘー
そういう保護者間のシビアな駆け引きに惨敗している40代主婦は、もう顔見知りなんて探さないのです。
自分の人間的魅力や話術といったものについての反省はさておき、もう、慣れた。
そういう立ち位置の人間なのだ、我は。
てことで、知り合いさがしはあきらめて、壁の花というより、苔とか、カビの気分。な?
授業参観前に時間に余裕があるので見たもの
いつもは、うわーッ(遅れたーッ)とやってきて、ハイハイ見た見た(任務完了)とばかりにさっさと帰っていた40代母です。
でも、今回は超ヒマ。
授業参観前に時間をもてあましてるぼっち保護者、という立場。
ヒマなので校舎内に貼ってあったものをいろいろ見てまわりました。
おもしろかったのが、学級ごとの壁新聞。
これ、受付をした玄関の壁に貼ってありました。
休み時間になったとき、生徒たちが集まって見ていたから気になっていたのです。
休み時間が終わって、生徒たちがいなくなってから、さっそく壁から離れて見に行きました。
ふだん見られないものが見られる醍醐味は、参観日ならではです。
壁新聞には自分の娘の息吹は感じられなかったのですが、1年生の壁新聞と2、3年生の壁新聞のちがいがおもしろかったです。
1年生はまじめだなー。
2、3年生になると、写真とか絵を使って、ちからを抜いて書いている感じでした。
あと、ゆっくり見たのは各部活動の活動報告書、みたいなの。
自分が中学生のときはこんなのなかったなー、と。
目標とか反省とか、活動の内容とか、おなじ部活以外の人たちにもわかるように書いてありました。
毎月更新してるらしかったです。
授業参観に早めに行ってみてよかった、とまとめる
プリントをなくす、という不測の事態のため、というよりは自分のだらしなさなのですがー、生まれてはじめて授業参観に30分も早く行ってみました。
時間にゆとりがありまくりのおかげで、校内の掲示物をいろいろながめる時間がありました。
それらを見たこともたのしかったのですが、娘の帰宅後に話題にできたのがよかったです。
壁新聞のこと、部活動のこと、わたしが見てこなかったら、話題にならなかったと思うんですね。
話には聞いていたけど、あー、そういうことか、というような。
娘から聞いていた話が、繋がったり、確認できたり、と。
というように、いろいろ収穫のあった授業参観でした。
まー、今回は早めに行きすぎましたが、早めに到着するのも悪くない、むしろよかったよッという感想です。
あと、やっぱり、使い捨てカイロを貼っていってよかったな、と。
小学校も中学校も、寒いよ。
ではまたー。