毎年、11月には息子のかよう小学校で、PTA主催のお祭りがあります。
子供たちをたのしませるための秋祭りです。
開催場所には小学校の校舎と体育館をつかっていて、子供たちは自由にあちこちを見てまわります。
そのPTA主催の秋祭りには、持ちよりのバザーがあります。
生活用品など、未使用のもの。
本だけは中古も可。
食べものは禁止、といった感じです。
数年前から始まったこのバザー、PTAの予算不足を解消するために始まりました。
PTAの収入が減少しているらしい
現在中1の娘が在学していた頃から、PTAの収入は減っていました。
というのも、娘が入学する数年前から、PTA役員による近隣の古紙回収がなくなったのです。
じつはこれが、PTAの収入をささえていたみたいなんですね。
でも、近隣のみなさまのご協力あっての古紙回収であり、担当するPTA役員の負担も大きかったらしいのです。
まー、負担が大きかったからこそ、実入りも大きかったわけでございましてー。
減少するPTAの収入への危機感から始まったのが、秋祭り開催時のバザーなんですね。
切実なんですね。
PTAの収入が減って、予算が削られて
わたしがPTAの役員になったのは、娘が1年生のときと息子が1年生のときです。
5年の月日が経っていました。
その5年間でどのくらい予算が削られたのか、具体的にはわかりませんが。
たとえば、保護者参加の某行事のときの予算1万円がまるっとなくなりました。
娘のときには、ぜったいに使わなくちゃならなかった1万円が、息子のときには0円です。
1学年3クラスとして計算してみると、18クラス分18万円が削られたわけです。
全体でどのくらいの予算が削られたのか、想像がつきませんが……。
そんなこんなで、PTAがはじめたのが、家庭の不用品を集めておこなうバザーでした。
今年は手芸品の取り扱いがあって、盛況だったみたいです。
よその小学校の話では
このあたりの小学校では、小学校版文化祭というか、PTA主催の秋祭りをおこなっています。
しかし、よその学校がどんなふうに秋祭りをおこなっているのか、知りませんでした。
あるとき、他所の小学校(仮にA小学校とします)にお勤めしている方とお話しする機会がありました。
息子のかよう小学校に遅れること2週、A小学校でもPTA主催の秋祭りがおこなわれるとのことでした。
そして、おどろきの事実。
A小学校では、秋祭りのゲームに参加するために、実費を払うというのです!
これにはいっしょに話を聞いていた息子もびっくりしていました。
金額はすくないのですが、子供たちは現金払いでゲームに参加するのだそうです。
息子のかよう小学校は、秋祭りのゲームは参加費無料です。
でもA小学校では、ゲームのほかに食べものの販売もあって、息子のかよう小学校よりも気合が入ってるのが伝わってきます。
A小学校にももちろんバザーがあって、当日のプログラムを見ると人気のあることがわかりました。←バザーの列について注意書きがあったので。
A小学校は、息子のかよう小学校よりも20年ほど歴史が古い小学校です。
学校がちがえば、PTA活動の内容もちがいます。
たぶん、A小学校のほうがPTA役員の負担は大きいでしょう。
息子のかよう小学校は、PTA役員の負担が少なくて、予算も少ない、と。
近隣のべつの小学校では、PTA自体がない、という話も聞きました。
まー、いまどきはPTAもいろいろ、PTA収入もいろいろ、ということですねぇ。
ではまたー。