占いが好きかきらいかといったら、好きなんですよ。
でも、面と向かってあれこれいわれるのはこわいから、対面の手相占いとかはしたことがないんですよ。
だって、世紀末生まれじゃないですか。
ノストラダムスとか、コックリさんとか、子供時代の必須知識だったし。
夏休みといえば、あなたの知らない世界を見ながらお昼ごはんでしょ。
手にイボができれば、祖母がいぼ神様から水をくんできてくれました。
そんな、オカルトとかスピリチュアルにまみれて育ったわたしが、石井ゆかりさんの占いムックを買わないわけがなかろう、ってなもんです。
というー、いいわけがー、40代主婦の胸を去来しましたー。
税込1,080円だからね。
過去の占いから、未来の占いまで
わたしは一時期、自分の考えがあてにならない自信がない信用できないので、自分の思いとはちがうことをしていこう、自分の考えよりも占いに頼ってみようと、毎週占いを見るのを習慣にしていたことがありました。
大丈夫大丈夫、占いではこう書いてあるし。
そんなふうにして読んでいた占いのひとつに、石井ゆかりさんの占いがありました。
それで、それから、わたしがどうして占いを見なくなったかというと。
わたしは亡兄とおなじ星座でありまして。
わたしがはじめての整体のテストでギラギラとした気持ちでいたとき、占いには「ちがう世界にはばたくよ」みたいなことがあって、これはまさしく、わたしのこれからの生活が変わっていくのだと思い、整体のテストに合格してから変わっていく未来のことを考えていました。
でも、そこに兄の死があって、兄がたしかにちがう世界にいってしまった、そうか、そういう意味もあるのか、と思ってしまって。
そんなことがあってから、ほかにもいろいろあってから、毎週かならず占いをチェックするということはなくなりました。
でも、ま、もともと占いは好きであるし、いまも占いは読みます。
わたしが占いを熱心に読んでいたころ、やはり占い好きな人たちがいました。
占いって、ズバリといい当てるわけじゃないけど、あとになると、あ、これって、そういうことだったのかもしれない、ということがあるみたいです。
そういう、なんともいえない話を聞いたことがあります。
そんな、なんともいえない感じが好きで、占いを読むのかもしれない40代主婦です。
今年のおみくじは夫婦そろって大吉でした。
夫は退職した翌年に凶を引いていますから、腑に落ちるんですよね。
ではまたー。