夫の本棚にはセミナーの資料や資格取得のために使った教本が並んでいました。
でもそれ、もういらないよね。
自動車の免許って、合格したあとに教本を取っておかないでしょう? ってことは、捨てちゃっていいんだよ。
というような声かけをしつつ、本棚からぽいぽいぽい。
でもねー、夫が捨てるのをためらったセミナーの資料は、元手がかかってるから捨てられないんだよね。
もう、読まないってわかってるのに捨てられないのは、モッタイナイ、いくらかかったと思ってんだー、ってなってるからなんだよね。
使いこなせなかったものを捨てるときの後ろめたさ、見るたびに責められているような
もう、いいんだよ、自らを解放しなさい、みたいな。
そんな気持ちで、やさしく夫に語りかけ、セミナー関係の分厚いファイルを捨て活です。
じつは、もう5年以上まえにも、どーしようもないその手の分厚いファイル(もちろん夫の)を捨てているんですよね。ウン、ゴメン
ファイル部分を分別して、ぜったいこれ、ぜんぶ読んでないよ、って思いながら。
今回のも、そんな感じ。
最初だけ、ほぼ手つかず。
こういうものは、視界に入るたびに、ウッてなって、自分を苦しめるんだよ。サイナムー
わたしもー、そういうもの、いっぱい持ってたし、わかるわかる。
見るたびに、ああ、あれ、なんとかしなきゃな、そのうちに、なんて考えてしまうんだよ。
そういういいわけを瞬時にしてしまう。
毎回毎回毎回、ですね。
だから、捨てたほうがいいよ。
捨てていいんだよ、と夫にやさしく語りかけて、捨ての体勢に入りました40代妻です。
うしろから、どーんとひと押しされないと捨てられないときってあるよね、と。
また、他者の言葉の中に、捨てることへの許しを見出すのです。
まー、とにかく、だいたい捨ててダイジョーブ。
夫の性格からして、やさしい言葉で。
これで本棚に20㎝ほど空きができました。
やれやれです。
ではまたー。