捨て活を心がけた、さいしょのころには。
買って間もないものを捨てたり、ほとんど使ってないものを捨てることも多かったです。
使い切らずに捨てる申しわけなさ、罪悪感がありました。
でも、さいきんは、自分でもよく使ったなァ、と思うほど、使い切っています。
さきに新しいものを買ってしまうと、残りをとことん使い切らないことがあるから、ほんとうにギューッとしぼって、しぼって、ア、意外とまだ出るね、ってなってからさらに、しぼって。←これは歯磨きチューブの話
そのくらい、使い切っています。
ありがとう、おつかれさま、と捨てる
調理師の兄が食べものにたいして、声かけをしていたのです。
どうしても食材があまってしまって、捨てるときでした。
お客さんが来ないので、そういうことが多々あったのです。
「おつかれさん」と声をかけて、捨てていました。
「がんばれ」と声をかけているときもありました。
でもな、食べものにも限界があって、もうがんばれないときがあるわけなんです。
もう、お客さまには出せないな、という。
そんな、がんばった食材には「おつかれさん」です。
手をかけて仕込みをして、出番を待っていたのにな。
まかないとして終わる食材もあれば、まかないにすらならなかった食材もありました。
モノにたいしても、ヒトにたいしても、申しわけない気持ち、罪悪感をいだかずにおつきあいできたらいいのですが。
せめて、別れるときまでは、大切にする、ということかなー、と。
出会う時期があり、別れる時期があるので、せめてそれまでは大切にする。
そういう気持ちで過ごす。
まー、せめて、そのくらいはできましょう。
ではまたー。