春なので、小中学校で尿検査がありました。
中2の娘はもうわたしが手伝う必要はありません。
今回、容器を拭くようにと、ティッシュペーパーを差し出したわたしが恥ずかしいくらいに。
「もう拭いたから」って。
そういう後始末まで、自分でできるようになった娘に感動。
いや、感動しつつ、ほんとうに拭けたのか? 拭きもらしがあって、袋が濡れたりしないのか? と心配になる40代母がここにいます。カ、ホ、ゴー
オシッコに濡れながら、採尿していた日々よ
娘が小4のときまで、わたしはお手伝いをしていました。
小4にもなると(もっとまえから)量も多く、尿検査に付属している折り紙式の紙コップではあふれるのです。
それで、片手をオシッコまみれにしながら、片手で容器に吸いこみ、片手を洗ってから、容器にふたを、と。
そのような、採尿行動をしておりました。
そもそも、尿検査に付属している折り紙式の紙コップをまじめに使っている人々って、どれだけいるのでしょうか?
あんなの、もれるしッ。
あふれるしッ。
でも、まじめで融通のきかない40代主婦乙女座A型は、ずっと、アレ、使ってました。
娘のオシッコで手を濡らしながらもねッ。
いま思うと、なぜ、そこで市販の紙コップ、採尿コップを用意しようと考えなかったのか?
しかも、そういう方法を教えてくれたのは、息子がかよっていた保育園の保護者ママさんでした。
このわたしは、自分の頭では、思いつかなかったのです。
毎年、儀式のように、娘のオシッコを左手にあびていたわけでして。ウワワァァアア
という、過去の恥ずかしい経験がありまして。
いまは市販の紙コップです。
紙コップの安定感。
尿検査の尿は、中間尿(少し排尿したあとの尿)がいいというのですが、そんなこと気にしていられません。
そういえば息子を妊娠中、産婦人科での尿検査に中間尿を提出しようとがんばったことがあります。
いったん停止がむずかしくて、いい年した30代妊婦でもうまくできませんでした。
そんな記憶があるので、子供たちに中間尿なんてもとめません。
息子の尿検査を手伝う
小3息子の場合、紙コップに入れるくらい自分でできるんじゃないか、と思ったのですが。
あやつ、手をそえぬのです。
いや、ふつう、右手で紙コップを持ったら、左手で肝心な部分を持つよね? 男の子?
コントロールするよね? いらない?
息子のポーズが、フリーハンドな感じだったもので、こちとら不安になりましてー。
ひさびさにトイレに同席させていただきました。
先日、息子とのお風呂について「いつまで?」と疑問がわきましたが。
尿検査の手伝いも、「いつまで?」ですかねぇ。
娘は小5のときに「自分でやってみる」といってくれたのです。
毎年、母親の手をオシッコで濡らすことへ、娘なりに考えがあったのかもしれません。
モノがモノだけに、ね。
学校に提出するし、ひとつしかないし、失敗できないし。
いちばん困るのは、フタが締めきれなくてもれること。
提出用の紙製の袋に染みがあっても、いやじゃないですかー。
などと、つい大人目線で考えてしまうのですが。
子供的にはどうなのかな、気にしてないのかな。ワカラン
春4月、2人そろって尿検査の朝。
まだまだ40代保護者はハラハラいたします。
ではまたー。