週末日曜日に、小3息子が「明日にならなければいいのにー」といい出して。
「今日が1000時間だったらいいのにー」
「ずっと年をとらなければいいのにー」
「15歳って高校生? じゃあ、16歳から年とらない」
「20歳になったら、1人暮らし? 家族暮らし?」
そこで、わたくし40代母が「1人暮らしでいいんじゃないの」といったところから、小3息子による20歳のぼくの1日妄想が始まりました。
※以下、40代母の記憶による、20歳のぼくの1日メモです。
20歳の息子は5時30分に起きる
基本的なこととして、20歳の息子は1人暮らしの賃貸住宅、1階なので庭つきです。
(賃貸住宅、1階庭つきはいまのわが家と同じ条件)
20歳の息子は5時30分に起きます。
15分で朝ごはんをつくって、20分くらいで食べます。
(15分でつくるんだったら、毎朝息子の好きなパンかなと思って、わたしがたずねたら「パンだったり、ごはんだったり」と息子が答えました)
庭の草むしりをします。(実際、前日の朝に夫と草むしりをしたので記憶に残った模様)
洗濯をします。
洗濯物を干します。
パソコンで45分間、仕事をします。
1人遊びをします。
(家族暮らしではないから、遊び相手がいなくて、1人遊びをするしかないのだそうです)
掃除をします。
皿を洗います。
10時半くらいに買い物に行きます。
(10時くらいにはお店が開いているんじゃないか、と小3の息子は思うそうです)
仕事を45分間します。
お昼ごはんを作ります。
12時にお昼ごはんを食べます。
お昼寝をします。
(ふだん、お昼寝をしてないのに? 20歳になると疲れるから、お昼寝をするのだそうです)
もし持っていたらだけど、3DSをします。
(いまは娘の3DSを借りている状態。スマブラ、電波人間。持ってないけど、ちびロボ)
おやつを食べます。
もし、持っていたらテレビを見ます。
(ここで、テレビを買う話になって、20歳の息子がいくら稼いでるかについて話す)
(わたしが20万といったら、不安そうな小3息子。貯金は35万、とわたしがいったら、ますます不安になったのか、アルバイトをするといい出しました)
(息子は30分アルバイトをする、といいました。30分ではお店がやとってくれない、とわたしがいったら、アルバイトは2時間になりました)
3時から5時までドーナツ屋さんでアルバイトをします。
(ドーナツ屋さんというのは、息子がドーナツを好きだから、わたしがてきとうにいいました)
(息子はアルバイトをしているお店のドーナツを買わなくちゃいけないことが、理解できないみたい。もらえるって、思ってる?)
5時15分に家に帰ります。
洗濯物をしまいます。
洗濯物をたたみます。
仕事を45分間します。
夕ごはんを作ります。
夕ごはんを食べます。
お風呂に入ります。
7時に寝ます。
(朝の5時30分起床は早いなと思ったけど、夜は7時に寝るのだから大丈夫、起きられるねぇ、と感心しました)
(息子はもっとこまかく、時間が戻らないようにスケジュールを組んでいました。わたしが覚えているのはこのくらいです。家事をこなすことも重要視しているのが印象的でした)
20歳の息子の1日を聞いて、40代母が思ったこと
そういえば、小3息子は中学3年生になった自分への手紙、というのを4月の終わりごろに、自発的に書いています。
なんでいま、中学3年生の自分へ?
だれがいったわけでもないのに、1人遊びの一環として思いついて書いたみたいです。
その手紙は、息子がコピー用紙につつんで、表書きをして捨てないように(とくに思春期に突入した息子自身が)置いてあります。
息子は未来の自分にわくわくしています。
それはとてもすばらしいことだよ。
(※偶然ですが、中2娘は中学校で20歳の自分がどこでなにをしているか書いてみましょう、という授業があったそうで、「書けるわけないじゃん」と毒づいていました)
明日学校に行きたくない、からはじまった小3息子のすてきな未来の自分、20歳篇でした。
20歳の息子が45分ずつ区切って仕事をするのは、小学校の45分授業が頭にあるのかも。
1人遊びをして、3DSをして、自分で買ったテレビを見る20歳の息子。
話し終わったときには、学校行きたくない、とはいいませんでした。
話の終わりに、息子は「20歳だったら、大学生?」といいました。
息子にしろ娘にしろ、学校へ行くのはいやだといいながら、大学には行くものだと思っているような?
ふしぎです。
ではまたー。